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ねぎのねぎしくん

戸森しるこ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065415290
ISBN 10 : 4065415292
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

野間児童文芸賞受賞作家、戸森しるこの日常ファンターシリーズ童話第一弾!

少年がまちかどに落ちたねぎを拾おうとすると、
低く落ちついた声でねぎのねぎしくんに話しかけられます。

「ネギとして食べられたい」というネギの声を少年は聞き届けて・・・
はたして、ネギの運命はいかに!?

潔く、夢見がちなネギの生き方から「幸せのありかた」をじわじわと感じられる
ハートフル・ユーモア童話。

日常ファンタジーシリーズ3作品刊行予定
『ねぎのねぎしくん』
『放課後のまどかちゃん』(仮題・2026年刊行予定)
『たなのたなかちゃん』(仮題・2026年刊行予定)

潔い生き方を知りたい人、モノにも実は心があるんじゃないかと信じたい人に
ぜひ読んでもらいたい、子どもも大人もワクワクするおはなしです!

【著者紹介】
戸森しるこ : 1984年、埼玉県生まれ。武蔵大学経済学部経営学科卒業。『ぼくたちのリアル』で第56回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビュー。同作は児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。『ゆかいな床井くん』で第57回野間児童文芸賞を受賞

伊野孝行 : 1971年、三重県生まれ。東洋大学卒業。セツ・モードセミナー研究科卒業。講談社出版文化賞、高橋五山賞、グッド・デザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やすらぎ

    ねぎしくんはねぎ。見た目はどこにでもあるねぎ。帰り道の街頭に寄りかかっているねぎ。突然話しだすねぎ。あまり驚かない冷静な少年と青年。今の状況を事細かく説明するねぎ。喜ぶねぎ。面白い絵本。ねぎしくんの5つの話が収録されている。今、冷蔵庫の中にねぎが入っているなら話しかけてみるといい。もし、野菜室に入っているなら気をつけるといい。ねぎが何を求めているかわかるだろう。刈られてもねぎは生えてくる。何があってもたくましく、ねぎ坊主が花咲くまで。ぼくがあの日に声をかけなかったら、この物語は生まれていなかったのだろう。

  • 遠い日

    シリーズ1。ちょっと風変わりですが、読むうちにナンセンスでどこかシュールなのに、えも言われぬ親近感が湧いてきて「おーい、ねぎしくーん」と呼びかけたくなりました。というのも、わたしはねぎが大好きで冷蔵庫には常備しているくらい。うちに来てよ!おいしく食べてあげるから!とついつい食い意地が先走りました。ねぎしくんとの飄々としたやり取り。ちょっと達観した印象のねぎしくん。思い返せば、わたしだって同じねぎと度々出会ってきたのかもしれないなぁ。そんな不思議なねぎワールドを垣間見させていただきました。

  • fumin

    「ぼくらは星を見つけた」「ゆかいな床井くん」あたりを読んで好きだなあと思っていた戸森しるこの最新作。絵本ぽくてぱっと見は購入を迷ったのだが、開いて文字を追ってゆくと、どうしたって好きにならざるをえない人(&ねぎ)たちの愛おしい日常で、味のあるイラストもあいまって買ってよかったと思わされた。戸森作品の登場人物は、どこか呆けているような、それでいて純粋で、受容にみちた造形が多いので、読んでいてとても健やかな気持ちになる。こういうふうに生きたいな、と思う。いつか死にゆく私たちも、ねぎしくんみたいに生きられたら。

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