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戦争案内 ぼくは二十歳だった

戸井昌造

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582763058
ISBN 10 : 4582763057
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1999
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪風のねこ@(=´ω`=)

    私の中の日本軍/山本七平著に同じく、軍隊での教育から戦地、帰還までを綴る。イラストも多く砕けた文章で掴みやすい。ただ、理解し切れまい…と思う。砕けた文章になっているのは、戦争・軍隊に対する著者の内面具現と感じる。それほど狂った世界であった。学びたい盛りに徴兵され、自分の人生から消し去りたい三年間だと云う著者は、人知れず死んでいった戦友の無念を代弁するかの様でもある。ただ一つ間違っちゃならないのは、身分差別は古くから受け継がれた物であり、現世に続いている。それを少しでも無くしたいという意思具現でもあるのだ。

  • nnpusnsn1945

    学徒出陣で中国戦線へ行った著者の記録である。イラストが多く、文も平易で読み易い。鯖江の迫撃第3連隊に入営し、習志野学校(ガス戦の学校、迫撃砲を扱う)へ入学し、独立混成第82旅団砲兵大隊第2中隊第1小隊長を務めた。兵営の生活、軍装に階級、中国戦線の様子も伺える。反軍でも軍国主義にもなり切れない若者の心情が面白いと同時に哀しい。

  • ウララ

    細かな描写。戦争末期に学徒出陣で戦争に行くことになった著者の記録。それほど愛国者でもなく、かといって反戦でもなく、「厭戦争」で軍隊に入ることになるが、自然に兵隊になっていく。あとがきにあったように、この当時は「お国のため」という一言でみな考えることをやめてしまったが、今はそれが「安保」だとか「日米関係」だとかに変わっている。

  • 刳森伸一

    戦争のくだらなさを伝える素晴らしい戦争体験記。ユーモアを交えながら語っているのですが、そのユーモアを生みだしているのは、旧日本軍が持っていた滑稽さ。そんな滑稽さを描いた本はあまりないのでそれだけでも読む価値ありだと思います。ただ、最後の方の「おわりに」や「あとがき」になると、特定の政治思想が前面に出てくるのが少し残念。そんなこと書かなくても十分反戦なのに。もったいない。

  • じゃ。

    大事な記録がいっぱい書いてあった。こんな本をたくさん読みたいな。

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