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弥勒の掌(て)

我孫子武丸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163238104
ISBN 10 : 4163238107
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2005
Japan

Content Description

妻を殺され汚職の疑いまでかけられた刑事。失踪した妻を捜して宗教団体に接触する高校教師。錯綜する事件、やがて驚愕の真相が。「殺戮にいたる病」から13年ぶりの書き下ろし長篇。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さっこ

    妻に失踪された高校教師と妻を殺された刑事。二つの事件の謎を追ううちに、ある新興宗教団体の存在が。宗教団体の隠れた顔を探る二人。作品自体は265ページなので後半はトントンと進んで、最後も「そんな感じ?」という終わり方だったけど、でも真相はびっくり!全然想像してなかったから本当びっくりした。

  • セロリ

    妻が失踪した教師、妻が殺された刑事。彼らが真相を突き止めるストーリー。2人の妻に共通するのは、新興宗教『救いの御手』だった。これが大筋。で、教師には教え子との不倫、刑事には贈収賄という、スネに傷を持つふたり。これがアクセント。そして、刑事の知り合いのライターから情報を得て、どんどん核心に迫っていく。あまりにも展開が早くて、しかもスムーズ。しかし、あの結末は予想外である。あんなことになっちゃうなんてね。それにしても、教え子に手を出す男、威圧的態度でしかコミュニケーション取れない男、どっちもサイテーである。

  • とも

    ★★☆本格推理(捜査)小説らしい。まぁどうでもいいレベルのつまらない話。驚天動地の結末という下馬評に笑ってしまう。

  • 紅はこべ

    貫井徳郎の『慟哭』を思わせるテーマだが、あの小説と決定的に違うのは主人公のテンション。妻に新興宗教に入信された辻の体温が低いので、物語の進み方は淡々としている。本作は本来なら悪役の立場の人物が謎を解いて見せるところが面白い。善人が殆ど登場しない。辻と刑事蛯原の出会いから必然的に導かれる真実。構成は見事。ミスディレクションも巧み。

  • 好感持てる人物がいないのだが、話は面白い。いかにも怪しい宗教団体に関係した人間が、次々に行方不明になったり殺されたり。最後の騙された感に思わず文句を言いたくなるほど(^o^;)

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