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「自分が嫌い病」の子どもたち 自己否定のループから抜け出すための心理的サポート

成重竜一郎

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784772615914
ISBN 10 : 4772615911
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

●思春期の子どもたちの中には、抑うつや社交不安、不登校、自傷行為、過量服薬、過食・嘔吐、といった多彩な心理的問題や自己破壊的行動を示しながらも、既存の診断にうまく当てはまらない一群が存在します。
●共通してみられるのは、「こうあるべき理想の自分=自己」と「こうありたい本当の自分=自我」とのズレに苦しみ、“自分が嫌い”になっている姿です。
●本書では、この状態像を仮に《自分が嫌い病》と名付け、その背景にある思春期の心の発達、関連する精神医学的問題、そして児童精神科医が実践する支援方法を紹介します。

子どもたちの不安定な心理に寄り添い、理解と支援の手がかりになる1冊。

【著者紹介】
成重竜一郎 : 日本医科大学付属病院精神神経科講師。児童精神科医。医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、子どものこころ専門医・指導医、日本児童青年精神医学会認定医。2001年日本医科大学医学部卒。東京都立梅ヶ丘病院、日本医科大学付属病院、厚生労働省、社会医療法人公徳会若宮病院などでの勤務を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    日常生活を送れなくなる。その原因は多様化し、個々に事情は異なる。自分嫌いになる病に罹る人は多くなっている。他者の目を気にしすぎてしまう。強すぎる自己、弱すぎる自我は過剰適応となり、私もそちら側の人間。理解はしていても行動変化まではできない。それは簡単そうで非常に困難な行いだから。あるべき自分と実際とのギャップに悩む。今更ながら自分が好きに戻れるのだろうか。弱気周期のときは落ちていく中で、本書のような内容が好転への助けとなる。浮き沈みを繰り返し、少しでも呼吸がしやすくなるように、できるだけ前向きに生きよう。

  • よし

    自傷行為、過量服薬、自殺企図、不登校など、思春期の生きづらさを抱えた子どもたちのことが、専門的な知識やアドバイスを交えて書かれていました。精神科医、児童精神科医を目指している方向けに書かれたとあとがきにあるように、難しい部分もありましたが、苦しさの中にいる子どもたちについて知ることができました。自己が強すぎる子どもが、自我とのバランスを取れるようになるための見守りや自然な後押しが出来るといいと思います。#NetGalleyJP

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