Books

えげつない! 寄生生物

成田聡子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103531517
ISBN 10 : 4103531517
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

狙った親鳥の卵を皆殺し!自分の子を育てさせる?ゴキブリを洗脳して体内に産卵。孵化まで守らせる!テントウムシを生かしたまま体内を食い荒らす!!宿主を操る恐るべき洗脳術。

目次 : 泳げないカマキリが入水自殺!?ハリガネムシの驚くべきマインドコントロール術/ ゴキブリを奴隷化する宝石のようなハチ その緻密かつ大胆な洗脳方法/ 宝石バチによる“ロボトミー手術”ゴキブリの切なすぎる末路/ アリがゾンビになる!?死ぬ場所・時刻まで操る恐ろしい寄生生物の正体/ 死体を蘇らせるコマユバチ 心も体も操られるイモムシの断末魔/ フクロムシの枝状器官を全身に張り巡らされ 奴隷にされたカニの皮肉な生涯/ 依存させるアカシアの恐ろしい生態 ほかの蜜は食べられない体にされたアリたちのさだめ/ 極悪非道な国盗り物語 他国の女王を殺し家臣を奴隷化するそのやり口/ 赤の他人に子育てをさせる巧みな育児寄生術 10秒で産み逃げの早業とは/ カッコウの雛のサバイバル術 別種の巣に産み落とされて義兄弟を皆殺し!/ 脳細胞を破壊され体中は食い荒らされても 寄生バチを守り続けるテントウムシの悲劇/ ゴミグモを思うがまま操って巣を張らせて 最後は体液を吸い尽くすクモヒメバチの残虐/ 寄生性原生生物トキソプラズマ わざと宿敵に食べられるようしむける高度な感染方法/ 事故に遭いやすい?ブチギレやすくなる?起業したくなる? 感染した人間を変える寄生虫の正体とは/ 感染者をほぼ100パーセント死に至らしめる 狂犬病ウイルスの脅威/ コウモリから感染!? 狂犬病から生還した少女の奇跡

【著者紹介】
成田聡子 : 1978年生まれ。千葉大学大学院自然科学研究科博士課程修了。理学博士。大学院で共生細菌を研究した後、国立研究開発法人農業生物資源研究所、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所霊長類医科学研究センターなどで細菌、感染症、ワクチンの研究をおこなう。現在、株式会社日本バイオセラピー研究所筑波研究所所長代理。幹細胞を用いた細胞療法、再生医療に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たまきら

    楽しいイラスト、こっわ〜い犠牲者の物語、補足説明…という流れがわかりやすくてとっても面白いです。寄生バチの生態にはもう驚くしかありません。なあにこのゾンビたちの寄生相手への過保護っぷり…!早速Youtubeもチェック。ワクワクしっぱなしでしたが、家族の反応はいまいち。ちぇっ。

  • えっくん

    ★★★★☆以前、目黒寄生虫館を見学し、目にした光景と同じく、寄生生物たちの「えげつなさ」に衝撃を受けました。ハリガネムシがカマキリに寄生して水辺に誘うのは有名ですが、他にも残虐極まりないやり口で宿主をマインドコントロールする生き物たちの多いこと…。アリの巣に潜り込み女王アリとすり替わって働きアリたちを奴隷化するサムライアリ、ゴキブリの神経中枢を麻痺させ思うがまま操るハチ、植物でありながら依存性のある蜜を提供してアリを虜にするアカシア。こんな知恵や能力をどうやって身に着けたのか…生き物の神秘は不思議です。

  • アナーキー靴下

    寄生生物を楽しく紹介してくれる本。登場するのは12種(章としては16章)で、それぞれ漫画チックなイラスト1ページ、当事者視点の不吉なショートストーリー、生態の解説、を組み合わせた構成。知っていた生物ばかりだったが、寄生方法や成長過程をわかりやすく、順を追って解説してくれるものを読んだのは初めてだったので、ゾワゾワしながら夢中で読んでしまった。イラストが時々すごくツボ。エメラルドゴキブリバチの「亡骸を突き破る!/Hello world!/し〜ん」とか。最後の狂犬病は後味が悪い。あと急に人類批判挟む唐突さ。

  • じゅん

    生態系の神秘性を味わえました。イラストとストーリーが秀逸で、よりイメージを湧かせてくれます。カッコウは既知でしたが、カマキリを入水自殺させるハリガネムシ、ゴキブリを奴隷化するハチ、カニをメス化させるフクロムシ、他国の女王殺す国盗りサムライアリ、テントウムシの脳細胞を破壊し体中を食い荒らさすハチ、そして人類も影響を受けるトキソプラズマや狂犬病ウイルス等々、新型コロナウイルスが大したことないと思えるほど、強烈な寄生生物が登場します。エネルギー換算?すると地球にとってはゴキブリ以上の害をなすのはヒトらしい。

  • ペカソ・チャルマンチャイ

    なぜか、えげつない寄生生物の話が大好きなので、この本はたまりません。イラストと、ちょっとしたストーリーがいい塩梅です。一般向けの寄生生物本のベストではないでしょうか。しかし、なぜこのようなことができるのか、生物の不思議は奥深くて面白い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items