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地球は特別な惑星か? 「第2の地球」発見前夜! 系外惑星探査の最先端 ブルーバックス

成田憲保

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065187333
ISBN 10 : 4065187338
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan

Content Description

1995年の初めての発見から25年、われわれが知る系外惑星の数は4000個を超えた。人類はいかにして系外惑星を探してきたか。系外惑星の発見は私たちの世界観をどう変えたか。そして、科学はいかにして「宇宙における生命」に迫ろうとしているか。気鋭の天文学者が語る、系外惑星と生命探査の最前線。

目次 : 第1部 系外惑星探査小史―太陽系の理解から「第二の地球」の可能性まで(私たちのふるさと―天の川銀河、太陽系第三惑星、地球/ 最初の系外惑星が見つかるまで―挑戦、失敗、常識はずれの惑星/ ケプラー計画がもたらした革命―画期的なアイデア、試練、膨大な発見)/ 第2部 系外惑星探査の現在―探し方の進化と見えてきた世界(系外惑星の探し方―あの星に惑星はあるか?/ 系外惑星の多様性―太陽系とは異なる世界/ 系外惑星が教えてくれたこと―太陽系は特別か?地球は特別か?)/ 第3部 「第二の地球」、発見前夜―ハビタブルプラネット探査とアストロバイオロジー(さらなる探査へ―まだ見ぬ惑星たちを求めて/ 系外惑星大気の調べ方―あの惑星はどんな世界なんだろう?/ 系外惑星とアストロバイオロジー―宇宙に生命の兆候を探す)

【著者紹介】
成田憲保 : 1981年、千葉県生まれ。2008年、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員、国立天文台特任助教、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻助教などを経て、2019年より自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター特任准教授。科学技術振興機構さきがけ研究者(兼任)。観測による系外惑星の発見や性質調査、系外惑星観測用の装置開発、アストロバイオロジーの学際的研究などに従事。日本惑星科学会最優秀研究者賞、日本天文学会研究奨励賞・同欧文研究報告論文賞、科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、東京大学卓越研究員、国立天文台若手研究者奨励賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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一般向けの科学入門書として定評のある、「...

投稿日:2021/04/14 (水)

一般向けの科学入門書として定評のある、「ブルーバックス」シリーズの一冊です。初心者にはややむずかしい箇所も見受けられますが、読むにつれてワクワクするとても楽しい本です。地球のような惑星は珍しいことは確かなようですが、今後の技術発展でどのような展開が待っているのかとても楽しみです。

Ein さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    本屋さんで見かけて見かけ、パラパラと眺めた時は、だいたい知っている事かな?終盤に載っていることで、知識が補強されれば良いかな?位で読み始めましたが、ほぼ全編通して補強されました。 本書は系外惑星をターゲットにして居ますが、自ら光を発しない惑星は直接観測が超難しいのですね。 また、べつの宇宙観測でホットなテーマの一つは、ダークマターの存在であったり。 記憶に新しい功績は、重力波の観測成功であったり。ブラックホールの直接観測であったり。 天文観測は観える事から、見えないものの観測にシフトしていますね。

  • 夜長月🌙新潮部

    新しい系外惑星は次々と見つかっていますが地球のように海と陸地があり緑のある惑星はまだ見つかっていません。というよりも技術的に遠く離れた惑星に植物があるかとか酸素があるかを見分けることがまだできません。観測しやすいのは巨大惑星でありこれらはガス惑星(陸地のない木星、土星、天王星のような惑星)です。ハビタブルゾーンにある地球程度の大きさの岩石惑星が詳しく観測できるようにするため技術研究が進められています。

  • スター

     面白かったです。我々の太陽系とは別の恒星系にある惑星をどうやって探すのか? その方法を解説した本です。

  • びっぐすとん

    再読。前回は図書館で借りたが面白かったのでB.O.で購入。『三体』読んだ後だとタトゥイーン型惑星もありそうな気がしてくる。やっぱり灼熱時には干からびてやり過ごすのかな・・・。私は良い時代に生まれた。もし生まれるのが50年早かったら、こんなに宇宙について知ることなく、興味を持つこともなく一生を終えただろう。人類は月へ行き、探査機は太陽系を離れるほどになった。138億年前の宇宙やブラックホールの写真まで取れるようになった。宇宙旅行は生きてる間には無理でも自分も宇宙の一部だと感じられる時代に居合わせて嬉しい。

  • びっぐすとん

    図書館本。難しいが面白かった。25年前(もう私は大人だった)には太陽系以外に惑星があるかどうかも解らなかった。20年前初めて系外惑星が発見され、その後ホットジュピター、スーパーアースなど太陽系の常識が通用しない惑星が次々見つかり、今や何千という惑星が知られている。人間の好奇心と科学の進歩は果てがない。太陽系の形成モデルではあり得ない星が実在するように、生命の発生方法も一つではないだろうから、地球人には想像もつかない生命体もいるだろう。調査ロケットがケンタウルスαへ到着、返信がくるまで長生きしたいなあ。

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