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東京すみっこごはん雷親父とオムライス

成田名璃子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334772727
ISBN 10 : 4334772722
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

年齢も職業も異なる人々が集い手作り料理を食べる“共同台所”には、今日も誰かが訪れる。夢を諦めかけの専門学校生、妻を亡くした頑固な老人、勉強ひと筋の小学生。そんな“すみっこごはん”に解散の危機!?街の再開発の対象地区に含まれているという噂が流れ始めたのだ。世話好きおばさんの常連・田上さんは、この事態に敢然と立ち向かう。大人気シリーズ、待望の続編!

【著者紹介】
成田名璃子 : 2011年『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で第18回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ

    東京すみっこごはんの続編!続編が出るとは思わなかったので、続編がでたことに、素直に嬉しいですね。今回、出てくる登場人物は個が強いですね!雷親父の有村さん、小学生の秀樹くん(すみっこごはんに小学生まで入ったよw)など。有村さんメインでしたが、ちょっとしたプチミステリーもあり、楽しく読めました(^^)奈央ちゃんと一斗君がね…(^^;)ということは続編がでるんじゃないの〜(笑)BGMには、セックスマシンガンズの『IGNITION』がいいかも!その中の『刺身と山葵』という曲が頭の中でグルグル歌ってます(^^;)

  • Atsushi

    「すみっこごはん」2作目。前作に新たなメンバーが加わった。表題にある雷親父こと有村さん。「こんな頑固だけど優しいじいさん、こどもの頃近所にいたなあ〜」と思わせるキャラクター。亡き妻の筑前煮の味が忘れられない切なさ、孫のような年齢の秀樹君との交流。病室での二人の会話は涙なくしては読めなかった。有村さんに合掌。また、沙也さんへ、「夢をかなえて下さい」。今回も登場するすべてのお料理に「ごちそうさまでした」。

  • しんたろー

    前作以上の内容に満足…ドラマが濃くなって「腕を上げたなぁ」と思った。(上から目線でスミマセン!)私の老後が重なって見える有村さんの『失われた筑前煮を求めて』には老年の悲哀が巧みに表現されていて、終盤は思わず涙ぐんでしまった自分にも驚いた(笑)。続いて有村さんが活躍する『雷親父とオムライス』も切ない結末にジ〜ンときた。田上さんの過去が明らかになり、大奮闘する『ミートローフへの招待状』もミステリチックな展開で楽しめた。3作目も直ぐに予約しなくては!(それにしても、黒島結菜ちゃんの楓を見たかったなぁ)

  • seacalf

    ああ、満足!依怙贔屓な感想で申し訳ないが、個人的に「読む=幸せ」の図式が成り立つ本。前作からすっかりファンになってしまったので、二作目も手放しで楽しめる。どれもいい話だが、筑前煮とオムライスの話は反則。上手いなあ。今回も胸がじ〜んとして、はらはらと涙がこぼれてしまった。作品の出来映えに多少の不備があっても、それが何ですか。批評めいたものは一切抜きにして色んな人にほっこりして頂きたい一冊。未読の方は、もちろん前作から。面白いですよ!

  • SJW

    今回もすみっこごはんの4つのお話。夢を諦めかけた性格が歪んだ声優の卵、妻を亡くして寂しい頑固な老人、有名私立中学を目指す勉強ばかりの小学生、街の再開発による「すみっこごはん」存続の危機など、涙腺が緩んだり、探偵の真似事をする田上さんに拍手をしたりと、今回も楽しませていただきました。次の作品もとても楽しみ!

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