Books

ひとつ宇宙の下 朝日文庫

成田名璃子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022650016
ISBN 10 : 402265001X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

天文学者を諦め、単調な生活にうんざりする亘。彼は息子を介して、宇宙人を探すために自宅に巨大望遠鏡を設置する偏屈な老人と出会う。天体観測を頑なに拒む亘だが、そこにUFOと交信した過去を持つ妻も加わって…。今この一瞬の幸せが胸に迫る家族の成長物語。

【著者紹介】
成田名璃子 : 青森県生まれ。2011年『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で第18回電撃小説大賞を受賞しデビュー。16年『ベンチウォーマーズ』で第7回高校生が選ぶ天竜文学賞、第12回酒飲み書店員大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんごろ

    親は無くとも子は育つとはよく言ったもので、彼方がとても賢すぎで、お利口さんすぎる。とても小学四年生とは思えない。彼方の年齢設定をあげても良かったかもと思ってしまった。それは置いておいて、親子揃って天文好き。天文を通した家族の成長物語。いろいろありまて、偏屈な伊丹じいさんも絡み、あーだこーだ、すったもんだがあったわけだけど、うーむ、いまいちハマらなかった。でも、家族全員が同じ趣味を共有できるのは幸せなことだと思う。星には詳しくないけど、夜空の星を眺めるのは好き。温泉の露天風呂から星を眺めたい。

  • さてさて

    『いつの間に、俺の人生はこんなに宇宙から遠ざかったんだろう』。『私は、ずっと間違った時間を生きてきたのだろうか?』そんな風に自らの今を思う亘と一華。そんな夫婦二人が息子の亘が夜中に家を抜け出していくのを尾行する先に物語が動き出す様を見るこの作品。そこには『宇宙』、『天体観測』が好きな方にはたまらない物語が描かれていました。『天体観測』の魅力に魅せられるこの作品。ある場面の致命的な誤植があまりに残念に感じるこの作品。せっかくの感動が萎えてしまう誤植の存在に、早く重版校正されることを願ってやまない作品でした。

  • 相田うえお

    ★★★★☆21093【ひとつ宇宙の下 (成田 名璃子さん)】「ベントラ、ベントラ、スペースピープル!」UFOとコンタクトを試みる呪文だって。本作品、天体観測をモチーフとした(成田さん、よく調べましたねー)家族の成長物語かな。登場人物に相田って奴が出てきたのは嬉しいんだけど初期設定が!脳味噌は小さいくせに身体だけはいっぱしにデカい相田、精神の不安定さがにじむ相田、弱い根っこのままで不安定に上背だけが伸びた相田、いつもは同級生をダンゴムシみたいに丸めて遊んでいる相田。「ひっで!当方はちげぇし!成田さん〜💦」

  • mayu

    天文学者になる夢を諦めた父、悲しい過去の記憶が消えず天体観測から遠ざかった母。その息子が近所に住む天体好きなおじいさんと出会い、天体観測に興味を持ったことから、家族が再生していく。禁句だった天体観測は、共通の趣味、家族の絆へ。父は諦めかけた夢に近づくための挑戦を始め、母も家族での天体観測を解禁し過去を昇華しようとする。星空って眺めるだけで癒されるし、何かを変える力を持っている気がする。天文の知識はないけど、宇宙人の話は浪漫を感じる。このお話のあたたかな読後感とともに、星空を見上げる夜を過ごしたくなった。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    星空・宇宙を通して家族が心を通わせていく物語。かなり専門的な説明も多く、あまり入り込めない部分もあったかな。息子は中学生くらいの設定の方が違和感なく読めた気がする。でも、心に響く言葉もあったので読んで良かった!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items