Product Details
ISBN 10 : 4065243009
Content Description
神田川祭の中をながれけり 湯豆腐やいのちのはてのうすあかり。若くして小説家・劇作家として大成した久保田万太郎は、十代で始めた句作を生涯続けた文人俳句の名手でもあった。本書は万太郎に師事し、後に万太郎が主宰した「春燈」を継承した俳人が、回想と交友、句作法を綴った名著であり、優れた万太郎俳句入門でもある。俳人協会評論賞受賞。
目次 : 第1章 人生流寓(総論篇)(俳人 久保田万太郎/ 久保田万太郎俳句の特徴/ 万太郎俳句序論)/ 第2章 影あってこその形(各論篇)(久保田万太郎俳句管見/ 久保田万太郎の私俳句/ 万太郎俳句と季語/ 俳諧苦―万太郎俳句の即興性と推敲/ 万太郎俳句の構造1―切字について ほか)
【著者紹介】
成瀬櫻桃子 : 1925・11・25〜2004・12・14、俳人。岐阜県生まれ。横浜高等工業学校(現・横浜国立大学理工学部)卒業。1940年頃より句作を始め、「馬酔木」、「寒雷」等に投句。46年、安住敦と大町糺が久保田万太郎を擁立して創刊した「春燈」に参加。久保田万太郎に師事、63年に万太郎逝去後、安住敦に師事。88年、安住敦逝去に伴い「春燈」主宰。73年、句集『風色』で第13回俳人協会賞、96年、『久保田万太郎の俳句』で第10回俳人協会評論賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ピンガペンギン
読了日:2025/07/12
Eleanor
読了日:2023/08/06
natsumi
読了日:2021/12/14
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

