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厄介で関わりたくないアルコール依存症患者とどうかかわるか

成瀬暢也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784498229501
ISBN 10 : 4498229509
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

著者自身、初めから依存症や依存症患者が好きだったわけではない。なり手がないことから依存症病棟の担当医を引き受け、何年も苦しい思い、嫌な思いをした。患者と会うことさえ嫌になったこともあった。しかし今、外来に来てくれる患者を心から歓迎できるようになった。どうしてそのような思いに至ったのか、著者自身の何が変わったのか…。

目次 : 1 厄介で関わりたくない依存症患者を理解する/ 2 厄介で関わりたくない依存症患者に介入する/ 3 厄介で関わりたくない依存症患者の対応のコツ/ 4 臨床場面でどのように患者と関わるか?/ 5 どうして依存症は自助グループで回復するのか?/ 6 患者をどのように回復に導くか/ 7 人間不信から人間信頼へ

【著者紹介】
成瀬暢也 : 昭和61年3月順天堂大学医学部卒業。平成20年10月より埼玉県立精神医療センター副病院長。専門分野、薬物依存症・アルコール依存症、中毒性精神病の臨床。埼玉医科大学客員教授。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員。日本アルコール関連問題学会理事(第36回大会長)。日本アルコール・アデイクション医学会監事。日本精神科救急学会代議員。関東甲信越アルコール関連問題学会理事(第1回大会長)。埼玉ダルク理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ネギっ子gen

    【依存症者の物質使用は、人に癒されず生きづらさを抱えた人の孤独な自己治療である】治療者や支援者側の誤解と偏見を詳らかにし、アルコール依存症患者との関わり方を包括的に解説した書。<依存症物質を使用しても、依存症になる人とならない人がある。幼児期逆境体験が多いほど、「人間不信」が強く、ストレスに対処する能力が低く、依存症を発症するリスクが高いとされる。小児期からの生育環境がその人の人生を大きく左右する>と。成瀬先生は、患者への目線がとても優しいと思う。“自己治療”の考え方や“共依存”に疑問を呈する姿勢など。⇒

  • かさい

    埼玉県立精神医療センターで勤務する著者のアルコール依存症治療についての1冊。 患者の「命綱」としてのアルコール多飲、生きづらさがそれらを煽っている側面と自己治療仮説、早期的な治療効果が出せないことに焦らずいかに医療機関や福祉と関係を構築しそれを維持していけるか、AAの習慣化。 依存症治療全般に汎用できる治療指針が体系化されていて、「うわーアル中かよ、まじ迷惑」みたいなことを言っちゃう救急外来の医療スタッフ全員に一読してほしいなと。

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