Product Details
ISBN 10 : 4846124096
Content Description
本書は、冷戦終結後、米国が中国とロシアを「最も差し迫った戦略的課題」として敵対的脅威と見なすようになった現在までの時代の歩み、その軍事外交政策とその軌跡を、二人の女性―ミシェル・フロノイ(オバマ政権元国防次官)とヴィクトリア・ヌーランド(バイデン政権前国務長官)を通じて詳細に描く。ワシントンの二人の魔女の軌跡から読み取れるのは、米国の対外行動の深刻な正当性の欠如だ。軍事政策がそれを決定する一握りのエリートらの物質的利益と直接結びついているのなら、政策自体を外交的理性、軍事合理性で御するのは至難に違いない。さらに自国の対外行動を外部の規範で抑制されるのを忌避する米国の「例外主義」と覇権主義は、国際社会の原則と対立し世界を戦争へと導く。
目次 : 序章/ 第1章 ネオコンが台頭した時代/ 第2章 シンクタンクCNASの内幕/ 第3章 ロシアとの戦いへの道/ 第4章 オバマ政権でのそれぞれの役割/ 第5章 クーデターの闇の中で/ 第6章 拡大し続ける利益相反の世界/ 第7章 ウクライナ戦争の勃発と辞職の真相/ 終章
【著者紹介】
成沢宗男 : 1953年新潟県生まれ。中央大学大学院法学研究科政治学専攻課修士課程修了。元『週刊金曜日』企画委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kk
読了日:2024/10/16
みんな本や雑誌が大好き!?
読了日:2025/08/12
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