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庄屋日記にみる江戸の世相と暮らし

成松佐恵子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623030934
ISBN 10 : 4623030938
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2000
Japan

Content Description

社会史・生活史に光を当てる。美濃国安八郡西条村にあって、庄屋家族に生まれ育ち、自らも生涯現役で庄屋としての一生を生き抜いた人物。本書は、庄屋西松家が書き残した日記に焦点を合わせ、周辺の人びとをも含めて当時の農民生活を探る。

目次 : 第1章 西条村西松家の周辺/ 第2章 治水と輪中の暮らし/ 第3章 庄屋としての活動/ 第4章 衣食住と年中行事/ 第5章 病気と死亡―江戸時代の医療事情/ 第6章 女性たちと奉公人/ 第7章 趣味の世界/ 第8章 村入用・生活費・物価

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    岐阜県の庄屋の日記『西松家文書』を史料として、江戸時代の村の暮らしぶりを探った学問的な本。しかし決して教科書的ではなく、意外に読みやすく興味を引く内容だった。[はじめに]史料としての日記について[1.西條村西松家の周辺]家系図など[2.治水と輪中の暮らし]江戸時代の治水対策について[3.庄屋としての活動]庄屋心得。治安維持、盗賊と博打打など。捨子対策、庄屋教育がへーって感じ。[4.衣食住と年中行事]嫁入り、祭りなど。花火は冬でも人気[5.病気と死亡]医療事情[6.女性たちと奉公人][7.趣味の世界][→続

  • サトシ@朝練ファイト

    著者の力量か?ぐいぐい200年近く前に引き込まれてしまった。特に女性たちと奉公人の章が好みで病気と死亡の章はとてもつらい。

  • saladin

    美濃国西条村の庄屋であった西松家の日記から、庄屋の日常生活を読み解いた著作。一地方の事例という形にはなってしまうが、それでも江戸時代後期の庄屋格の農民が具体的にどのような生活を送っていたのかがわかって興味深かった。庄屋についてぼんやりとしたイメージしかなかったけれど、少しはクリアになったかな。

  • まも

    今でいう市役所のような、村の年貢を徴収したり、紛争の仲裁に入る庄屋の暮らしぶりを日記や帳簿から紐解いた本。史料がたくさんあるからか武士の家計簿の人よりも詳細がわかる。子どもの生存率が低くて、子どもが死ぬのが当たり前なためか、二日後に将棋大会に出向くなど少なくとも日記上はさばさばしてるのに驚く。百姓は奴隷のようなイメージがあるけど、災害や病気などのときは交渉して年貢を融通して貰えるとかも意外。袖の下が当たり前ではあるが・・・。あとは旅行や趣味などにも触れていて当時の生活を少し垣間見えておもしろかった。

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