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海辺のカフェで謎解きを -マーフィーの幸せの法則-ことのは文庫

悠木シュン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784867160367
ISBN 10 : 4867160369
Format
Books
Release Date
July/2020
Japan

Content Description

笑って、泣いて、キュンとする夏の思い出物語。
困った人たちの謎を解くのは、カフェで働くイケメン兄弟!!


「キッチン・マホロバ」は海沿いに建つ小さなカフェで、
なぜかちょっとだけ困った人たちばかりがやってくる。
兄・水城海人(ミズキミナト)のカフェを手伝う大学生の弟・成留(ナル)は、
ある日、店に棲み着く黒猫を追いかけて来た若い女性と出会う。
彼女が気になる成留は、彼女が興味を示す困った人の謎を、
兄とともに解き明かしていくが、
それは、彼女がここに来た本当の理由にもつながっていく……。


☆★ 編集担当Sコメント ★☆

今までの悠木シュン先生の作品からは想像できない、
ほろ苦さもあって、謎解きの要素もある、人と人との繋がりを感じさせる青春ミステリー。
綺麗な海、美味しいごはん。優しく人の悩みに寄り添ってくれる素敵な兄弟探偵と一緒に謎解きが楽しめます。
福岡の景勝地、糸島をモデルとした「愛島(いとしま)」を舞台に、
名産や観光スポットなどご当地のものもしっかり絡めてきているのも見どころ! 
福岡在住の悠木シュン先生の地元愛に満ちた描写に納得です☆
もちろん、ことのは文庫らしいラストの言葉でウルっとさせる読後感で、優しさが心に染み渡ります。
中村至宏先生のカバーイラストも夏にぴったり!
抜けるような爽やかなブルーの表紙は平積みの棚を夏らしく彩ること間違いなし!
夏休みに読むのにぴったりな、爽やかな一冊です!!

【著者紹介】
悠木シュン : 1980年生まれ。広告代理店、デザイン事務所、印刷会社勤務を経て2013年『スマートクロニクル』で第35回小説推理新人賞を受賞。2014年『スマドロ』(双葉社)でデビュー。現在も作家として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mocha

    海辺の隠れ家的お店〈キッチン・マホロバ〉。優秀な兄と心優しい弟が、訳ありなお客様の相談事にこたえるというお話。どの謎も真相は意外にヘビー。マーフィーの法則から解明するというのがミソだ。内容よりも地元ネタというところが楽しくて、同じ年頃の息子達がいる身としてはますます親近感を覚える。メニューも美味しそうだし、このカフェが実在したらいいのに♡カフェ×謎解き×ねこ=ちょっと読みたくなるという法則も成立ちそう。少し切なく、秋の始めのこの季節に似合いの本だった。

  • ゆのん

    【海の日だから】海の見える見つけたにくい場所にあるカフェ。隠れ家的な感じのお店を切り盛りするのはイケメン兄弟。猫は何故木から落とされそうになったのか…店に送られてくる本の謎などなど日常のミステリを解く。土台には『マーフィーの法則』。『事実』と『真実』を解いた先には優しさにほっこりするものや、切ないものもあり楽しく読めた。171

  • なつきネコ@吠えてます

    不思議なカフェのキッチン・マホロバ。海辺のカフェって、場所がいいな。この兄弟がいいキャラしてるな。お兄ちゃんしてる海人や、甘え気味な成留の兄と弟感覚がなかなかかわいい。兄の海人が完璧人間すぎて、ホームズの「まだ話すときではない」ポジションがないと、すぐに話が終わっていた。しかし、謎に伏線がなさすぎて……兄の頭はどうなっていたのだろう。傘の虹とかの伏線が薄くて。紫さんの過去の話、3章の話は泣けてきました。推理パートが何気ない雰囲気とカフェ内で行われるのもよくて、ふわふわオムレツや焼きカレーとかおいしそう。

  • よっち

    大学の夏休みで福岡・愛島にある兄・水城海人のカフェを手伝っていた成留が、店に棲み着く黒猫を追いかけてきた黒い服を着た邑崎紫と出会い謎を解き明かすカフェ&ミステリ。猫を助けてくれた男、彼の想い人がプロレス愛好会を立ち上げた理由、一人の女子高生を巡って勝負した先輩後輩の顛末、中学生が突然髪を切った理由、プロポーズを断った理由、お店に本を送り続けた人の正体など、人間関係の繋がりでもたらされる謎を兄弟と紫で解き明かした物語は切なかったですけど、ほろ苦いけれど希望もまた感じられるそれぞれの優しい結末が印象的でした。

  • horihori【レビューがたまって追っつかない】

    福岡の愛島にあるカフェ「キッチン・マホロバ」で、頭脳明晰な海人と心優しい成留が、店に棲み着く黒猫を追いかけてきた女性・紫と知り合い、彼女が興味を示す訳ありな客の悩みを兄弟で解決する。読み始めは、いつもより伏線の張りは弱めで、強引さを感じる展開。とはいえ、馴染んでくると、イケメン兄弟の推理は的確かつ優しい。マーフィーの法則は未読だけれど、海人の娘ちゃんもお勧めしてるし一度読んでみたい。作者も続編に意欲的だし出るのが楽しみ。別の作者だけど、門司にもイケメン店長いたなぁと思い、福岡にイケメン増産疑惑浮上。

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