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ジャガー・ワールド

恒川光太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065408445
ISBN 10 : 406540844X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

太陽神につつがなく運行してもらうためには、生贄を捧げなければならないーー。

生贄制度が残り、王と神官が絶対権力を持っていたマヤ文明。
父と母を殺され、姉を生贄にされ、自らも生贄として殺されかけた少年・スレイは、ウェラス族のヘルマスに救われなんとか命をつなぐ。
生き残れ、地獄のようなこの国で。稀代のストーリーテラーがおくる、前代未聞のマヤ文明サーガ!

【著者紹介】
恒川光太郎 : 1973年東京都生まれ。2005年『夜市』で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。’14年『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    恒川 光太郎は、新作中心に読んでいる作家です。 本書は、マヤ・アステカ文明の世界観、古代王国の争い、生贄、ジャガーの神格化でした。ジャガーは、好きな車で2台乗ったことがあります。 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000418066

  • buchipanda3

    「誰もが最後に何かに喰われる。そして世界に還元される」。600頁にも亘る英傑と神官、戦いと神事が交わる古代伝記活劇を堪能した。荘厳な設定だが口語調で漫画風な味わい。今では残酷としか思えない生贄儀式が、王国を維持するために必要と為されていた時代。それに異を唱える少年の出現により、大国エルテカが揺らぎ始める。伝統と畏怖での統治か、完全なる融和か。儀式戦争という古来の仕組みから派生した神官による思想対決が一つの山場。現代でも解が得られていない問答。その結果が見せた世界はただの虚無なのか。全ては歴史の一部と化す。

  • みかん🍊

    長かった、恒川さんだから読みやすく面白かったが久々の鈍器本完読、マヤ文明がイメージされた儀式や文化だが戦いとか死体とか生贄とかましてやカニバリズムとか苦手な描写が多かった、手に汗握る展開や頭脳戦にどちらが勝利するのか、遙か大昔から人間というのは戦わないいられないみたいだ、愚かな歴史を繰り返す愚かな国が滅びても又同じ過ちを繰り返す、壮大な物語で登場人物が多いので人物紹介や相関図が欲しい。

  • ゆみねこ

    分厚いのにその長さを感じないほどの面白さ!家族を殺され、故郷の島から太陽神の生贄にされるため攫われた少年・スレイ。ある日謎の女性に救われ、彼の運命は一転する。生贄の館から救われた少年、泥縄と呼ばれる人種から最強無敵の戦士となったドルコ、謎の死を遂げたはずの最高神官と天からきたと言う反生贄思想を語る少年。彼らの出会いが世界を変える。怪しい最高神官が王になり彼らと相対するラストは圧巻。あー、面白かった!お薦めですよ!

  • えんちゃん

    久々の恒川さんに飛びついたものの大苦戦。古代マヤ文明をモチーフにした、壮大な王国の存亡と、繰り返される戦いの歴史小説。人名なのか地名なのか武器名なのか何なのか。カタカナに翻弄されっぱなしの632頁。地図よりも登場人物一覧表が欲しかった。人が集まれば争いが起こる。立場により正義は変わるから。栄枯盛衰を繰り返しこの世から争い事は無くならない。カタカナ苦手な方は、Amazonの紹介ページにある主要人物のイラストを頭に入れておくことをお勧めします。

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