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21世紀版少年少女日本文学館 5

志賀直哉著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062826556
ISBN 10 : 4062826550
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

文豪たちの香り高い文章を味わえる明治の傑作短編を収録した、児童向け日本文学全集の決定版。本巻には、志賀直哉の「小僧の神様」、武者小路実篤の「小学生と狐」、有島武郎の「一房の葡萄」など、全13編を収録。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 明るい表通りで🎶

    少年少女向けに、ルビ付きで、脚注もあり、高齢者にとっても有難い本。志賀直哉の「小僧の神様」を読みたくて図書館から借りた。綺麗な文体に心が洗われるようなストーリーだった。もう一度読み直したい。

  • カブトムシ

    「小僧の神様」…「屋台のすし屋に小僧が入って来て一度持ったすしを価をいわれ又置いて出て行く。これだけが自分が其場に居あわせて見た事である。此短編には愛着を持っている。」(「創作余談」)いかにも短編らしい短編です。その意味では前期における「清兵衛と瓢箪」を連想させます。この「小僧の神様」は、大正9年「白樺」1月号に発表された作品です。「一房の葡萄」…有島武郎は大正時代のやはり白樺派の小説家です。この人の小説には、何か気品を感じます。この「一房の葡萄」という小説は、その最たるものです。私はこの小説が好きです。

  • rokoroko

    柏市のあけぼの山公園と言うところにコスモス見に行った。布施弁天と言う場所の近くだ。志賀直哉は「雪の遠足」という作品で布施弁天を書いているというので読んでみた。凍てつく冬の我孫子市と往復8キロくらいの遠足にいぬが付いてきたという他愛もない話。コスモスに人が集まり弁天には七五三祝いの家族が駐車場に社殿にと華やかに群れている現在を志賀氏に見せてあげたい

  • うらなり

    子供向けの本ですが字が大きいのと、字句の解説があるので楽しいです。白樺派の作家3人。共通は学習院、帝大、お坊ちゃま。志賀、武者小路は天寿を全うしたが、有島は海外留学経験もあるが45歳で心中。短編を中心に編纂されているがどれも素晴らしい。それぞれの作家の長編も読んでみたい気になりました。和解、友情、或る女。

  • たつや

    志賀直哉、有島武郎、武者小路実篤、三人の名作をオムニバスで読める贅沢な一冊でした。どれも味わい深いので繰り返し読めればと思う。

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