Product Details
ISBN 10 : 4480095551
Content Description
多様体とは何か?数学が抽象化した今日において、それを定義することはむしろ簡単なことである。しかし、現代数学のほとんどすべてが多様体という“場”のうえで展開している、という事実のもつ意味を、定義が教えてくれることはない。多様体の意味に迫ること、それが現代数学を理解する近道なのだ。本書は「位相」や「微分」といった基礎概念を詳しく説明しながら、初学者に寄り添った丁寧な語り口で一歩ずつ、多様体の本質へと近づいていく。図版を多用しつつイメージ豊かに語った、定評ある入門書。
目次 : 第1章 自由な世界へ(実数から高次元の世界へ/ 球面を中心として/ 座標について)/ 第2章 近さの場―位相空間(距離の概念/ 近さの概念/ 位相空間から実数へ向けて/ 位相多様体)/ 第3章 微分について(微分の意味/ 変数の多い場合/ 写像と微分)/ 第4章 滑らかな場―多様体(微分性を保つ写像/ 多様体の定義/ 多様体の例/ 多様体の実現)/ 第5章 動き行く場(微分すること/ 接空間から接束へ/ 接束からベクトル束へ)
【著者紹介】
志賀浩二 : 1930年、新潟県生まれ。東京大学大学院数物系数学科修士課程修了。東京工業大学名誉教授。理学博士。一般向けの数学啓蒙書を多数執筆しており、第1回日本数学会出版賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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やす
読了日:2014/02/21
えんどうまめ
読了日:2013/11/21
NагΑ Насy
読了日:2013/09/01
disktnk
読了日:2014/01/08
森野進
読了日:2015/06/24
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