Books

京都祇園もも吉庵のあまから帖 3 Php文芸文庫

志賀内泰弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569901152
ISBN 10 : 4569901158
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
March/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつて一世を風靡しながら、不慮の事故で行方を晦ました歌舞伎役者が、十五年ぶりに京都に姿を現した理由とは。茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せた「おもてなし」の神髄。ようやくお店出しが決まった舞妓に思わぬ事態が…。花街祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集い、慎ましくも誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集。文庫オリジナル。

【著者紹介】
志賀内泰弘 : 作家。世の中を思いやりでいっぱいにする「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動代表。月刊紙「プチ紳士からの手紙」編集長も務める。人のご縁の大切さを後進に導く「志賀内人脈塾」主宰。思わず人に話したくなる感動的な「ちょっといい話」を新聞・雑誌・Webなどでほぼ毎日連載中。その数は数千におよぶ。TV・ラジオドラマ化多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • machi☺︎︎゛

    もも吉お母さんの3冊目。今回も見事に問題を解決していく様子は同じ女として憧れの存在。そして今回は娘の美キ子も芸妓として期間限定で復帰する話もあってすごく良かった。「頑張れ」と「気張る」の違い、、、。頑張るは我を張ること。気張るは周りを気遣って張り切ること。亡くなった祖母も、気張りやー。とよく言っていたなと思い出した。もも吉お母さんのぜんざいが食べてみたい(*ノ∀`*)

  • とし

    京都祇園もも吉庵のあまから帖 3巻。頑張るとは「我を張る」気張るとは「周りを気遣って張り切る」良い言葉ですね。もも吉庵の常連隠源さんが、良い感じです。

  • はにこ

    朱音ちゃん、気遣いすごいね。認められて見初められて良かったね。要領良い人が悪者っぽくなっちゃってたのが可哀相だったけど。。奈々江ちゃん、おじいちゃんを亡くしたっていうのにさらに試練が待ち受ける。そりゃないぜ、作者さん。そろそろ舞妓として充実した日々を送らせてあげてーな。おじゃこちゃん以外の猫も出現。奈々江を見守ってあげてね。

  • 本詠み人

    奈々江ちゃん改め、もも奈さんの祇園小唄シーンには私も読みながら涙ボロッボロ流してました。京都では「お気張りやす」が自然と言えて良いなぁ。聞けば聞くほど素晴らしい言葉だもの。他の土地ではちょっと言いづらい。その意味することを心に留めて、わが家の内で流行らそうと思ってます🤭

  • よっち

    祇園にひっそりと佇む一見さんお断りの甘味処「もも吉庵」を営む元芸妓・もも吉と、そこに集う誇り高く生きる人々の哀歓を描いた連作短編集第三弾。不慮の事故で行方をくらましていた歌舞伎役者が十五年ぶりに姿を見せた理由、茶会の準備で老舗和菓子屋の女性が見せたおもてなしの神髄、ようやくお店出しが決まった舞妓の思ってもみなかった事態。何というか本当に大切なこととは何なのか、周囲にきちんと目配りできているのか、この作品を読んでいるといつも考えさせられることが多いです。目に見える目先のことよりも大切なこと確かにありますね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items