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作ろう! フライドチキンの骨格標本 よくわかる恐竜と鳥の骨学入門

志賀健司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784895318662
ISBN 10 : 4895318664
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

フルカラーで、恐竜や鳥の体、標本製作過程の豊富な図版を掲載。フライドチキンの部位だけではなく、生物のいろいろな部位や標本を紹介。身近な材料・資材で標本製作に取り組めるよう配慮。恐竜と鳥の共通点から、進化と骨の基礎知識をていねいに解説。

目次 : 解説編1 つながる骨の歴史(何の骨?/ 骨とは何だ?/ 脊椎動物の出現と恐竜の繁栄)/ 解説編2 ニワトリの骨を探れ!(鳥の代表ニワトリ/ ニワトリの骨)/ 工作編 作ってみよう!(心がまえ/ 試料の入手/ 肉を取り除く(除肉) ほか)/ 付録

【著者紹介】
志賀健司 : いしかり砂丘の風資料館学芸員。1966年大阪府生まれ、東京都で育つ。北海道大学に入り、気づいたら地質の学科にふり分けられていた。そのまま同大学大学院に進み、1997年地球惑星科学専攻博士課程単位取得退学。専門は地質学、漂着物学、海辺学。地層や海辺の漂着物から、海の環境や気候の変化を読み取ろうとしている

江田真毅 : 北海道大学総合博物館教授。1975年群馬県生まれ、埼玉県で育つ。1998年筑波大学人文学類卒業、2004年東京大学大学院農学生命科学研究科修了。博士(農学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、鳥取大学医学部助教、北海道大学総合博物館准教授を経て現職。専門は動物考古学と考古鳥類学。研究テーマは、遺跡から出土した骨を用いた過去の鳥類の生態復元、およびその知見を利用した人類活動の復元

小林快次 : 北海道大学総合博物館教授。1971年福井県生まれ。1995年アメリカ・ワイオミング大学地質学地球物理学科を首席で卒業、2004年アメリカ・サザンメソジスト大学地球科学科で博士号を取得。専門は古脊椎学、とくに恐竜類を研究している。ゴビ砂漠やアラスカ、カナダなどで発掘調査を行いつつ、恐竜の分類や生理・生態の研究を行う。カムイサウルス、ヤマトサウルス、パラリテリジノサウルスなど日本の恐竜を命名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • syaori

    フライドチキンから鳥の部分骨格標本を作る本。最初に、現在の陸上脊椎動物はデボン紀に陸上に進出した肉鰭類の5本指のグループから進化しており、現在3本や4本指の種は5本のうちの何本かが退化・消失していること、鳥類は消失した指が恐竜と合致することなどから恐竜類の1グループと考えられること、その後飛翔を優先する方向へ進化し独自の形質を獲得したことなどが豊富な図版と共に示されます。そのため工作編では鳥類と恐竜、哺乳類との共通点や相違点を意識しながら標本を作成でき、さらに標本や博物館の意義も理解できる楽しい本でした。

  • 榊原 香織

    面白い!夏休みの自由研究にどうでしょうw 簡単に鶏のいろんな部位が手に入る、それはKFC。 徐肉写真(食べてるだけ)、干すときは猫に注意、ウィングの指先骨は間違って食べてしまうから注意、など、笑える。

  • りんご

    驚くほど詳しく書いてある本でした。我々が簡単に手に入る骨、それはケンタッキーフライドチキン!美味しく食べて、骨格標本を作ってみよう。だけかと思いきや、@骨の歴史:恐竜と鳥の共通点をおさらいA鶏の骨を探れ:「骨」に詳しくなるB作ってみよう:フライドチキンで「部分骨格標本」を作る のです。学生時代を思い出す専門書。でもキッズも安心、全部振り仮名振ってます!パラパラ見るだけでも面白く、読み込めばなお深い味わい。欄外の「ワンポイント」が更に良い!

  • canacona

    ふりがながあり、文章も柔和で分かりやすく低学年からでも読めるようだけど、内容は想像以上に本格的だった。骨の歴史、特に恐竜から鳥類への進化の説明、そして身近な鳥の代表ニワトリこと、ガルスガルスヴァラエティドメスティクスについて。そしていざ標本づくりへ!資料はKFC。私は除肉の部分で挫折しそうだ。軟骨どころか、ケンタッキーのちょっと細い柔らかい骨なんかついばりばり食べてしまうから。オキシドールやアセトンなど気を使う薬品は使うけど、丁寧な説明と細かい注意点もあり、あとはやる気があれば作れると思います。いいなぁ

  • かお

    ケンタッキーフライドチキンから、表紙のような骨格標本を作る為の本。 軽い興味から読むと、これは無理だぁ…。熱量が足りませんでした😅 骨を壊さないように、肉をしっかりと食べ、骨の状態を維持する為に薬品を使う。1番大変なのは、バラバラになったパーツの組み立て接着。 鳥の祖先は恐竜説を説明。骨の共通点を確認する。頭がこんがらがりました😅 化石なら何でも価値があると思いきや、標本の世界では採取データ(どこで取れたか、何年前なのか)もセットで重要。採取データがなければ「ただの死骸」とはビックリした。

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