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ISBN 10 : 448086458X
Content Description
百貨店の歴史は1904年の三越に始まります。当初から文化事業との関わりが深かったものの、特に戦後、都心の各百貨店は競うようにして文化的な催し物に取り組みます。展示されたのはあらゆるもの。国宝級の美術品のみならず、ニュースや事件、文学者、漫画、昆虫から生け花まで。世相を反映するだけではなく、常に時代を一歩先んじた野心的な企画展示に、老いも若きも、大人も子どもも心躍らせました。戦後文化は紛れもなく、百貨店から生まれ、育ち、拡がったのです。本書は、百貨店展覧会の歴史を通して、あらためて昭和という一時代を振り返ります。
目次 : 第1章 敗戦後の混乱のもとで―1945〜49年(昭和20〜24年)/ 第2章 経済復興とともに―1950〜54年(昭和25〜29年)/ 第3章 展覧会の新たな取組み―1955〜59年(昭和30〜34年)/ 第4章 大衆消費社会の進展―1960〜64年(昭和35〜39年)/ 第5章 高度経済成長の波にのり―1965〜69年(昭和40〜44年)/ 第6章 転換する時代―1970年〜(昭和45年〜)/ 終章 百貨店展覧会の実像
【著者紹介】
志賀健二郎 : 1950年兵庫県生まれ。1974年京都大学文学部史学科卒業。小田急百貨店入社。文化催事(小田急グランドギャラリー)、宣伝、販売促進などを担当。小田急美術館館長(兼務)。2006年川崎市の公募で採用され川崎市市民ミュージアム館長に就任(〜2011年)。2011年川崎市市民ミュージアムアドバイザー(〜2014年)。学校法人田中千代学園副理事長。渋谷ファッション&アート専門学校(前田中千代ファッションカレッジ)校長。日本映画大学非常勤講師(博物館経営論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/06/19 (土)
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