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沖の権左 ディスカヴァー文庫

志坂圭

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799327517
ISBN 10 : 4799327518
Format
Books
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
志坂圭 ,  

Content Description

勝山に生まれた吾一は、父、重吉と同じ鯨組の頭領になることを目指していた。不漁に悩んだ重吉は村の掟に反し、巨大鯨「権左」に挑んだが多大な犠牲を出し、自らも命を落とす。父の不手際により村を追いだされた吾一は江戸で石工として働きながらも、権左を忘れられない。ある日、吾一は権左を仕留める秘策を思いつく。だがそれは、幕府にご法度とされている手段だった…。

【著者紹介】
志坂圭 : 大学卒業後、ソフトウエア開発企業に就職。その後、自動車部品製造企業に転職。退職後、自営業の傍ら執筆を始める。2014年『滔々と紅』で第1回本のサナギ賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みぃー

    作者さまの「滔々と紅」が面白かったのでこちらも読んでみた。とても面白かった!鯨漁を生業とする村で生まれ育った吾一。伝説の鯨“権左”の捕鯨中に命を落とす父。父の掟破りの行動で村八分となる吾一家族。それらが描かれる序盤は読むのが辛かった。吾一が江戸へ出てきてからはあれよあれよと物語が進み夢中で読んだ。ひょんなことから知り合う和助とのやり取りが何ともユーモラスで可笑しい。とりあえずやってみて壁にぶち当たったらどうするか考えるという吾一の考え方が良いなと思った。終わり方もスッキリで大満足の読後感だった。

  • hiyu

    捕鯨がテーマではある。生きるそのものが今よりも相当身近に感じられたし、命を懸ける時代。その中で生まれた掟は、頭領の重積は如何ほどだっただろう。実はラスト以降、吾一はそして村の者はどう振る舞うのか。目には目をなのか、はたまた。

  • じぇーぼーい

    巨鯨に挑む男の物語。ストーリーは単純で素直。でも文章が粗い。時代背景でいいのかもしれないが、読み進めていくほどに少し気になっていく。予想通りの展開で終わり方も想像できたけど、それなりに面白かった。

  • キジ猫ハナ

    2024/61 Audible 3

  • ひんしょう

    漁師たちの銛にもびくともしない巨大マッコウクジラ。狙ってはならぬという勝浦の掟に背いた父を失い、村八分にされた吾一の執念の物語。女衒に売られた娘たちとのやりとりや火薬の調合のくだり、ハッピーエンドなのだろうなと予測できる展開で、心に残って考えさせられる的な要素がちょっと物足りない

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