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貝輪の考古学 日本列島先史時代におけるオオツタノハ製貝輪の研究

忍澤成視

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784787723055
ISBN 10 : 4787723057
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

装飾品である貝輪は、そのかたち・色・艶・質感から古来より多くの人々を魅了してきた。本書は、とくにオオツタノハ製貝輪に着目し、縄文時代から弥生・古墳時代にかけての人々と貝との関わりについて、貝塚や墓などから出土した遺物と現在の生息状況の調査結果から論じる。装飾品に使われた貝を調べることで、当時の習俗・交易ルート・社会形態などさまざまな事柄がみえてくる。

【著者紹介】
忍沢成視 : 1962年千葉県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学・考古学専攻修士課程修了、博士(文学)。市原市教育委員会文化財課チバニアン整備推進係副主査(再任用)(2024年4月より)。千葉市教育委員会埋蔵文化財調査センター主任研究員、東京大学大気海洋研究所特任研究員、早稲田大学文学学術院非常勤講師。日本考古学、おもに生物学的視点から貝を素材とした装飾品類を研究。縄文から古墳時代まで続く「日本列島最長の威信財」とされるオオツタノハ製貝輪(腕輪)の謎を解明するため、列島各所の島嶼部を20年以上にわたって単独調査。2021年、第46回「藤森栄一賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • takao

    オオツタノハを材料とする貝輪は関東を中心に東海から北海道、そして九州を中心とした広い地域の遺跡から出土するとともに、縄文時代早期から古墳時代の終わりまでえんえんと使いつづけられた。オオツタノハの生息地は北緯30度近くの鹿児島県トカラ列島と大隅諸島、そして伊豆諸島の鳥島のみに限ると考えられていた。

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