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ISBN 10 : 406530816X
Content Description
清朝末期の最高権力者・西太后に仕えた女性の迫真の手記。百五十品もの豪華な食事と、自ら演出した芝居に時を費やす贅沢な日常。西洋文化を嫌いながらも、写真機やロシアから来た曲馬団に大興奮。著者に心を許し、戊戌政変や、自ら「生涯唯一の誤り」という義和団の乱の内幕を語る。陰険な宦官、不遇の皇帝・光緒帝の描写も生々しい。
目次 : 序の巻/ 宮中にて/ 宮中の芝居/ 西太后との午餐/ 西太后の覲見/ 西太后に侍して/ 宮廷の事ども/ 宮眷たち/ 光緒皇帝/ 皇后様/ 私どもの服装/ 西太后とコンガー夫人/ 西太后の画像/ 光緒皇帝の万寿節/ 中秋節/ 万寿山の離宮/ 召見の間/ 新年の行事/ 海の離宮/ 結びの巻
【著者紹介】
徳齢 : 1881年、中国・武昌生まれ。父・裕庚は駐日公使、駐仏公使を歴任。幼少から父の任地を転々とし、1903年パリから帰国後に西太后に女官兼通訳として仕える。1905年、父の死後に宮廷を辞し1911年に初の著作である本書Two Years in the Forbidden Cityを上海で出版。日中戦争中は米国で中国支援活動を行う。1944年、交通事故により死去
太田七郎 : 1906年、茨城県生まれ。早稲田大学英文科卒業後、冨山房を経て外務省に奉じ、北京駐在。中国劇を研究する。詩人で早稲田大学教授の日夏耿之介に師事。日夏は「博覧強記、小説劇作の東西に渉るものを好んで読み、最も英語に長じ、漢文も巧み」と評した。蔵書家で、ロンドン、オクスフォードの古書肆より購入したコレクションは早大教授たちも及ばなかったという。1943年に死去
田中克己 : 1911年、大阪府生まれ。東京帝国大学東洋史学科卒。詩人、東洋史学者。保田与重郎らと『コギト』創刊。堀辰雄の推挙で詩誌『四季』同人。1941年、詩文集『楊貴妃とクレオパトラ』で北村透谷記念文学賞。1945年応召、河北省で終戦。戦後は東洋大学を経て、成城大学教授。1992年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まーくん
読了日:2025/09/14
さつき
読了日:2023/03/03
k sato
読了日:2023/12/30
ピオリーヌ
読了日:2025/09/19
さとうしん
読了日:2023/02/14
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