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病歴と身体所見の診断学 検査なしでここまでわかる ジェネラリストbooks

徳田安春

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784260032452
ISBN 10 : 4260032453
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

五感とエビデンスのみで、いざ勝負!
病歴と身体診察で得られた情報から、臨床疫学的なアプローチで、精度の高い診断を目指そう! 本書は、症例をもとに、指導医と研修医の問答形式で感度・特異度・尤度比の使い方が学べる実践書。付録には、即戦力となる「尤度比一覧」のPDF(ダウンロード形式)を収載。



第1章 診断の精度を上げるために
 1 診断における臨床疫学の基礎
 2 診断の精度を上げるために−対談:徳田安春×上田剛士

第2章 病歴と身体所見の診断学19番勝負
 1 風邪症状−インフルエンザか?
 2 脱水の診断−身体所見で否定できるか?
 3 肝硬変の診断−身体所見でどこまでわかる?
 4 呼吸困難の診断 その1−心不全?COPD?肺塞栓?
 5 呼吸困難の診断 その2−心不全?COPD?肺塞栓?
 6 呼吸困難の診断 その3−肺塞栓?
 7 肺炎の診断−気管支炎か,肺炎か?
 8 咽頭痛−Centor スコアを乗り越えろ!
 9 胸痛−急性冠症候群? 大動脈解離?
 10 上腹部痛−Murphy 徴候は陰性でも!
 11 腹部膨満−腹水はあるか?
 12 腰痛−感染? 腫瘍? あるいは椎間板ヘルニア?
 13 下腿の腫脹−蜂窩織炎か? DVT か?
 14 めまい−危険なめまいか?
 15 手のしびれ−手根管症候群か?
 16 手のふるえ−パーキンソン病か?
 17 低アルブミン血症−低栄養か?
 18 アルコール依存症か?−問題飲酒を見極める
 19 原因不明の身体症状−うつ病か?

第3章 診断特性の研究を読む

第4章 尤度比一覧

文献
索引

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • OHモリ

    タイトル通り、病歴と身体所見でかなり診断できるというのは同感で、今まで経験的にイメージとしてしか捉えられていなかったことが、検査後確率という数字でしっかり表現されることが示されたことにだけでも意義が大きいと思う。尤度比の一覧が付録についていたが、それを活用して個々の症例についていちいち当てはめることはやらないだろうし現実的ではないと思う。主な事象や症状に対して必要な病歴や所見と大まかな結果を知って診療にあたることができればかなり有用、研修医や学生に指導する場合に尤度比に戻って活用するのはとても有用と思う。

  • うひょひょ

    検査前確率や尤度比などの言葉を公衆衛生の授業で聞いたことはあるが、実際の診療にどう生かせるかいまいちわかっていない人にオススメできる。学校の授業では、本に出てくるような内容に全くふれていなかったこともあり、目から鱗でとても勉強になった。EBMってこういうことなんだと初めてわかった気がする。

  • young

    診断学の講義準備のため読了。毎回ドリルを解くような感覚で、重要な尤度比の定義を毎度再確認しながら、病歴・身体所見から診断らしさを絞っていくー問診とフィジカルでどう疾患に迫っていくか。現場で活かせる智慧が満載。勉強になりました。

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