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70年代講演録から読み解く 楽観の時代 戦後世代が築いた「現在につながるゼロ年代」

御厨貴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784788720046
ISBN 10 : 4788720043
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1954年設立の一般社団法人内外情勢調査会。各分野の有識者を講師に招いた講演会事業を手掛けており、現職の首相や日本銀行総裁が講演する会としても知られています。同会の設立70周年を記念して、選りすぐりの講演の書籍化を実現しました。
本書では1970年代に行われた8講演―源田実・参議院議員、木村俊夫・経済企画庁長官、福田赳夫・外務大臣、二階堂進・内閣官房長官、盛田昭夫・ソニー株式会社代表取締役社長、土光敏夫・経済団体連合会会長、河野洋平・新自由クラブ代表、田中六助・内閣官房長官と、政財界のトップランナーの講演を収録。沖縄返還、日中国交正常化、2度のオイルショック、狂乱物価‥‥鮮やかによみがえるあの時代の中、各講演者が何を考えどう行動してきたのか、日本や日本人はいかに生きようとしてきたのか、ひもといていきます。
さらに、危機の時代と言われる70年代が実は「楽観主義の時代」(監修・御厨貴氏)、「現在につながるゼロ年代」(編集・村井良太氏)と、新たな時代認識を提唱。戦後日本を丁寧に振り返りながら、70年代の再定義を試みています。
講演集の枠を超え、日本論、日本人論にも触れた一冊。充実した解説を付け、政治・経済の専門家から、高校生・大学生に至るまで、今を生きる幅広い年代にお薦めの書です。

【著者紹介】
御厨貴 : 東京大学名誉教授、東京大学先端科学技術研究センターフェロー。公益財団法人サントリー文化財団理事。1951年東京都生まれ。75年東京大学法学部卒業、78年東京都立大学助教授、88年同教授、ハーバード大学客員研究員を経て、99年政策研究大学院大学教授、2002年東京大学先端科学技術研究センター教授。博士(学術)。専門は日本政治史、オーラル・ヒストリー、公共政策。著書に『政策の総合と権力』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目』(中公文庫、吉野作造賞など多数。2018年紫綬褒章、2024年瑞宝中綬章を受章

村井良太 : 駒澤大学法学部政治学科教授。1972年香川県生まれ。2002年神戸大学大学院法学研究科博士課程修了、03年駒澤大学法学部講師、07年同准教授、13年より現職。ペンシルバニア大学客員研究員など。博士(政治学)。専門は日本政治外交史。著書に『政党内閣制の成立 一九一八〜二七年』(有斐閣、サントリー学芸賞)、『佐藤栄作』(中公新書、日本防衛学会猪木正道賞特別賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 呑司 ゛クリケット“苅岡

    70年代をリアルに体験している人間として、この著作は読むとあの頃の自身はどうであったかを思い出しながら読むことになる。ただ、その頃の私がこれらの講演を聴いても何のことやら理解は出来ないかもしれない。木村俊夫、福田赳夫、土光敏夫、河野洋平の話が気になった。講演はそのライブ感が大切で講演者の熱が伝わるモノだと思っているが、文字になっても楽しめることを知った。

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