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ISBN 10 : 4121101049
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二〇一六年七月のNHKのスクープと翌月の天皇ビデオメッセージから三年余。平成の天皇は退位し、上皇となった。この間に何が論じられ、その議論は深められたのか。皇位継承だけが問題なのではない。退位自体、憲法や皇室典範に定められていないものであった。そのほか、象徴とは何か、どこまでが公務かなど、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」座長代理を務めた編者がその論点を整理し、積み残された課題を提示する。
目次 : 論点1 平成の天皇をどう位置づけるか―縦軸に見る、横軸に見る(これからの象徴天皇制を考える/ 昔から変わらない存在―古来、天皇は一貫して「象徴」であった ほか)/ 論点2 象徴天皇制とは何か―憲法第一条から考える(天皇と象徴を考える お気持ち表明を受けて/ 「日本国の象徴」とは何か ほか)/ 論点3 天皇と政治―憲法第四条から考える(「生前退位」―危機の二〇年 北田暁大が聞く/ 官邸、メディア、宮内庁 ほか)/ 論点4 皇室―天皇制の周縁(「生前退位」皇室のありかたを問い直す/ 上皇 ほか)/ 論点5 「令和」以後(『ザ・議論!』第1部「天皇制」(抜粋)/ 事実性 ほか)
【著者紹介】
御厨貴 : 1951年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。ハーバード大学客員研究員、東京都立大学教授、政策研究大学院大学教授、東京大学教授、放送大学教授、青山学院大学特任教授などを歴任。「東日本大震災復興構想会議」議長代理、「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」座長代理などを務める。現在、東京大学先端科学技術研究センター客員教授、サントリーホールディングス(株)取締役などを務める。著書に『政策の総合と権力』(サントリー学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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おさむ
読了日:2020/10/07
梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」
読了日:2020/07/14
バルジ
読了日:2020/05/31
都人
読了日:2020/09/12
g_eiru
読了日:2020/08/21
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