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天皇の近代 明治一五〇年・平成三〇年

御厨貴

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784805111598
ISBN 10 : 4805111593
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
御厨貴 ,  

Content Description

天皇が自らその位を去りゆく平成。この国と天皇と国民の距離を探る。

目次 : 第1章 建築の王政復古―一八世紀末の再建王宮を、どうとらえるか/ 第2章 後桜町天皇と光格天皇の譲位/ 第3章 福地桜痴と「尊号一件」の百年/ 第4章 「皇室の藩屏」は有用か?―近衛篤麿と谷干城の立憲君主制論/ 第5章 近代日本における天皇のコトバ―遼東還付の詔勅を中心に/ 第6章 神聖とデモクラシー―一九一〇年代の君主無答責をめぐって/ 第7章 象徴天皇の起源―柳田国男の旅/ 第8章 大正期皇室制度改革と「会議」―帝室制度審議会と「栄典」の再定置/ 第9章 戦中期の天皇裕仁と皇太后節子/ 第10章 「平成」が終わる時を迎えて―「研究者」と「決定者」の相剋から何が見えるか

【著者紹介】
御厨貴 : 東京大学名誉教授、東京都立大学名誉教授、サントリーホールディングス株式会社取締役。1951年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。同助手、東京都立大学法学部教授、政策研究大学院大学教授、東京大学先端科学技術研究センター教授などを歴任する。東日本大震災に際しては復興構想会議議長代理を務めたほか、TBSテレビ「時事放談」のキャスターを11年半にわたり務めるなど幅広く活躍。2018年紫綬褒章受章。『政策の総合と権力』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目』(中公文庫、吉野作造賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    ふむ

  • Hisashi Tokunaga

    御厨氏にとって「研究者」から「決定者」になり、その総括への前段の近況報告集。天皇を動的にとらえ直して今問う。この国の天皇制を国民総意として、象徴のあり様は?京都御所の未完の改築。「尊号一件」やオコトバの光格天皇の波動。貴族院・枢密院の非代表院と内閣・宮内省のバトル。天皇無答責に対応する責任者は?旅と行幸行啓が持つ象徴性。皇太后節子の振舞の影響。1910年代から始まる朝鮮、清、ロマノフ、ハプスブルク、オスマン、36年イギリスエドワード君主制の危機に囲まれた天皇。憲法一条天皇は国民とともにありたい、がどうか。

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