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ISBN 10 : 4805111593
Content Description
天皇が自らその位を去りゆく平成。この国と天皇と国民の距離を探る。
目次 : 第1章 建築の王政復古―一八世紀末の再建王宮を、どうとらえるか/ 第2章 後桜町天皇と光格天皇の譲位/ 第3章 福地桜痴と「尊号一件」の百年/ 第4章 「皇室の藩屏」は有用か?―近衛篤麿と谷干城の立憲君主制論/ 第5章 近代日本における天皇のコトバ―遼東還付の詔勅を中心に/ 第6章 神聖とデモクラシー―一九一〇年代の君主無答責をめぐって/ 第7章 象徴天皇の起源―柳田国男の旅/ 第8章 大正期皇室制度改革と「会議」―帝室制度審議会と「栄典」の再定置/ 第9章 戦中期の天皇裕仁と皇太后節子/ 第10章 「平成」が終わる時を迎えて―「研究者」と「決定者」の相剋から何が見えるか
【著者紹介】
御厨貴 : 東京大学名誉教授、東京都立大学名誉教授、サントリーホールディングス株式会社取締役。1951年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。同助手、東京都立大学法学部教授、政策研究大学院大学教授、東京大学先端科学技術研究センター教授などを歴任する。東日本大震災に際しては復興構想会議議長代理を務めたほか、TBSテレビ「時事放談」のキャスターを11年半にわたり務めるなど幅広く活躍。2018年紫綬褒章受章。『政策の総合と権力』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『馬場恒吾の面目』(中公文庫、吉野作造賞)など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2025/09/23
Hisashi Tokunaga
読了日:2018/12/19
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