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ISBN 10 : 4899842295
Content Description
ざあざあ ざあ ざあ‥‥。森に、つよい雨がもう何日も降り続いています。
だけど「もりのがっこう」では、森の動物の子どもたちが、いつものように元気に過ごしていました。
そんなとき、お仕事で出かけていたふくろうの校長先生が、息を切らして戻ってくるなり叫びました。
「みなさん、にげましょう! もうじき、そばの小川があふれます!」
なんと、学校のすぐ近くを流れる小川が、みんなの知らないうちにどんどん水かさを増して、今にもあふれ出しそうになっていたのです。
そして、あっという間に、水は村や畑にまで広がっていきました。
でも、これはまだ、このあと起こる大変なできごとの、ほんの始まりだったのです‥‥。
* * *
大水害が起こるとき、少しずつ事態が悪化していくのではありません。
ある時点(転換点)を越えたら、一気に破局的な事態へと進みます。
「あっという間」に逃げられなくなる。
「あっという間」に、命の危機にさらされる。水害の怖さを伝えたいのです。
【著者紹介】
後誠介 : 和歌山県那智勝浦町生まれ。広島大学教育学部卒業。和歌山大学客員教授(防災研究教育センターを経て、災害科学・レジリエンス共創センター)、南紀熊野ジオパーク推進協議会学術専門委員会委員
黒川なお : 和歌山県新宮市育ち。近畿大学生物理工学部卒、横浜国立大学大学院(MOT:技術経営)修了。2017年にライターとして独立。マネジメントやテクノロジー、ライフスタイルなどさまざまな分野を取材し、書籍などの構成や執筆を手がける
吉田葉子 : 北九州市生まれ。武蔵野美術大学卒業。映像製作会社を経てフリーランスのイラストレーターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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anne@灯れ松明の火
読了日:2025/08/18
Kimiko
読了日:2025/12/01
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