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ドキュメント平成政治史 2

後藤謙次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000281683
ISBN 10 : 4000281682
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2014
Japan

Content Description

相次ぐ政党の離合集散、熾烈な権力闘争の果てに25年間に延べ18人もの首相が目まぐるしく交代した平成期の日本政治。どこでどう間違えたのか。政治記者歴32年の著者が、政治家たちの肉声を記録した膨大なメモなどの取材記録を駆使して、徹底検証するシリーズ。志半ばで首相小渕恵三が急逝し、続く森喜朗内閣は不人気で退陣に追い込まれた。自民党が危機に直面するなかで、政権の座に就いたのは小泉純一郎だった。5年5カ月に及んだ小泉内閣の斬新な政治スタイルは、これまでの自民党のみならず、日本社会の姿をも変えた。橋本派を標的とした政敵潰し、貧困や格差を生んだ構造改革、過激なワンフレーズによる世論誘導など、政権の軌跡と功罪を振り返る。

目次 : 第9章 突然終わった最後の経世会政権―小渕恵三内閣(「凡人、軍人、変人」三巴の戦い/ 「冷めたピザ」からの大逆転 ほか)/ 第10章 「五人組」が生んだ短命政権―森喜朗内閣(「神の国」解散/ 加藤の乱 ほか)/ 第11章 自民党をぶっ壊す異形の政権―小泉純一郎内閣(前期)(劇場型政治の幕開け/ 「抵抗勢力」への末挑戦状 ほか)/ 第12章 熟議なき自衛隊海外派遣―小泉純一郎内閣(中期)(「小泉ワンマン内閣」の足場固め/ ブッシュとともに ほか)/ 第13章 禁じ手使った「刺客選挙」―小泉純一郎内閣(後期)(攻防・郵政民営化/ 真夏の「関ヶ原」 ほか)

【著者紹介】
後藤謙次 : 1949年生まれ。1973年早稲田大学法学部卒業。同年共同通信社入社。自民党クラブキャップ、首相官邸クラブキャップ、政治部長、論説副委員長、編集局長を歴任。現在はフリーの政治ジャーナリストとして活躍。共同通信客員論説委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • k5

    戦後と平成シリーズH。小渕、森、小泉内閣をカバー。小泉純一郎の功罪ということについては、いろんな立場から意見があると思うんですが、シンプルに「劇場」の主人公として魅力的な人であったのだな、と思います。その政治的演出力については深掘りの必要がありそうですが、端的に番記者に好かれたのが、あるいは一番大きいかも。エピソードとして、森首相が番記者と目も合わせなかったのに対し、就任早々、握手をして「よろしく」という姿が描かれてるのも印象深いです。政策的には、緊縮財政、米一局集中外交、格差の拡大とまとめられ(続く)

  • しーふぉ

    小渕内閣から小泉内閣まで。 小渕政権の地域振興券と2000円札発行は何だったんだろう?まあ、小渕さんがやりたいのではなく、公明党の意向に沿った政策だったのだけれど… 小泉政権はアメリカから言われたことは絶対にやる政権だったのがよく分かった。政策の良し悪しよりイメージ優先の政権選択の源となった。

  • ほうすう

    小渕・森・小泉内閣を描く第二巻。個性という面では小泉さんが抜群ではある。地味ながらに小渕さんも堅忍自重な面や気配り的な面で首相に漕ぎつけた感覚は分かる。森喜朗という人物が分からない。気が付いたら幹事長という重役にいていつの間にか首相になっていた。強い権勢欲や政権をとってやりたいことのようなものも感じないしよく分からない人である。この本の記述から伝わってこないだけかもしれないが。

  • スプリント

    改めて小泉政権の異質さに気が付かされた。 森政権のダメっぷりの反動や、日本人の判官びいきという特性が生み出した極めて異質な政権だったのだと思うが これくらいのリーダーシップが日本には求められているのかもしれない。

  • Piichan

    いわゆる「加藤の乱」が失敗してから自民党の派閥は競争することを避けるようになったと思います。それだけ1990年代の自民党が苦難に見舞われてきたと言えるのですが。

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