Books

鉄道交通と巨大都市化の社会学 「東京」の構造変動

後藤範章

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535587595
ISBN 10 : 4535587590
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1部 鉄道交通のインパクト・スタディー(都市・地域社会学と調査方法論―量と質とビジュアルの混合研究法/ 交通インパクトの社会学的研究のために―鉄道交通と巨大都市化の歴史的展開/ 交通インパクトの社会学的効果に関する第1〜10次調査―長期継続調査の方法とデザインならびにその妥当性をめぐって/ 埼京線と埼玉県戸田市―社会構造の「転換」過程とメカニズム/ つくばエクスプレスと埼玉県八潮市―「転換」前の限定的変動/ 写真と住宅地図によるミクロ分析―地域の物理的転換と社会的転換)/ 第2部 「東京」と巨大都市化の社会学(地域社会学の根本問題―対象と分析視角をめぐって/ 「東京」の地域社会学的研究―範域確定の試み/ 「東京」の空間変動分析―データ集成と1960〜1990年の経年変化/ 「東京」における人口移動と流動―集中と分散のダイナミズム)/ 第3部 総括(「交通」と「東京」を「社会学する」ために)/ 付論 もうひとつの交通インパクト・スタディー/ Appendix 調査票とコード表

【著者紹介】
後藤範章 : 日本大学特任教授(文理学部社会学科)。1956年長野県生まれ。日本大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程満期退学。日本大学教授を経て、2022年4月より現職。博士(社会学)。専門社会調査士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mopinfish

    自身の研究と関わりがありそうなので読んだ。90年代に埼京線が開通した戸田市と、2000年代につくばEXが開通した八潮市をフィールドに、30年にわたる実証研究に基づいて、鉄道新線の開通が社会・経済的に一体性の高い都市空間を形成し、人・物資・情報の一極集中をもたらした過程を詳細に描き出した研究書。東京の都市構造の変動を鉄道交通の発展と関連付けて分析していてとても興味深かった。

  • ああああ

    交通が現に果たしている機能や効果は、社会的交流に限られるわけでは勿論ない。研究の基本的視点と関連するので、交通の諸効果 (=交通インパクト)をやや一般化して整理しておくと、交通は、各都市・地域相互の時間 - 費用上の距離を短縮させる (交通の「工学的効果」と表現しよう)。これによって、その地理的・空間的距離を実質的に短縮させ (交通の「地理学的効果」)、諸都市・地域・人びとを分かち難く結びつける(交通の「ネットワーキング効果」)。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items