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ISBN 10 : 4044007802
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科学の歴史を突き動かしたのは研究者たちの情熱と苦闘だった。脱亜入欧を唱え物理学の可能性を見出した福沢諭吉、戦争と国境を越え量子力学に挑んだ仁科芳雄、内向的だった幼少期を経てノーベル賞に輝いた湯川秀樹、ライバルと切磋琢磨し新理論を確立した朝永振一郎、素粒子論研究の予言者と評された南部陽一郎。幕末、開国、戦争から、日本人初のノーベル賞、夢の原子力、原発事故まで。群像劇として150年を描ききる近現代科学史。
目次 : 第1部 日本科学の夜明け(国家戦略と理科学/ 医者でもなく科学者でもなく/ 白虎隊を生き延び物理学者に)/ 第2部 戦争と科学者(欧米から敬愛されたある日本人/ 戦争も国境も越えた人たち/ 野口英世を抱きしめて/ 二人でウニの卵見つめ)/ 第3部 負けて輝く(慶應義塾大学医学部/ 京都 青い季節/ 敗戦国のエース/ 夢の原子力/ 穎慧出づるところ)/ 第4部 医者対科学者(世界の筋肉研究をリードした江橋節郎/ オワンクラゲはなぜ光るのか)/ 第5部 日本人とノーベル賞(天才だってつらい/ 日本人四人がノーベル賞を同時受賞/ ノーベル賞の先へ―フクシマを越えて)
【著者紹介】
後藤秀機 : 1943年、島根県生まれ。神経生理学者。医学博士。早稲田大学理工学部応用物理学科卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科修了。横浜市立大学講師、コロンビア大学研究員、岩手医科大学助教授などを経て、2013年まで、帝京平成大学地域医療学部教授。著書に『イカの神経 ヒトの脳みそ』(新潮新書)などがある。『天才と異才の日本科学史 開国からノーベル賞まで、150年の軌跡』(ミネルヴァ書房)により第62回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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まーくん
読了日:2023/11/08
totssan
読了日:2024/01/30
con
読了日:2023/10/23
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