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ソーシャルワーカーのソダチ ソーシャルワーク教育・実践の未来のために

後藤広史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865000702
ISBN 10 : 4865000704
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現在のソーシャルワーク教育のありかたに疑問を持ちつつ、大学で教育に携わっている6人が、実践の現場で利用者と関わることによって、自らがソダッた経験をベースに、ソーシャルワークとワーカーの「ソダチ」を展望する!

目次 : 1 ソーシャルワーカーは専門家であるべきか―ソーシャルワーク教育で失われるもの/ 2 「ソダチ」を支える―ソーシャルワークを育てるための覚書/ 3 “教えない”ソーシャルワーク教育―“余白”が担保する主体的・対話的な学び/ 4 ソーシャルワークの多様な視点を考える―立脚点としての「私」と注視点としての「相手」との間を行き来すること/ 5 ソーシャルワーカーの“向き・不向き”について考える―社会人が社会福祉/ソーシャルワークを学ぶ場から/ 6 ソーシャルワーカーという職業を社会の中でソダテルために―曖昧さからの脱却と社会への周知

【著者紹介】
後藤広史 : 社会福祉士。1980年生まれ。日本大学文理学部准教授。博士(社会福祉学)、専門社会調査士、認定NPO法人山友会理事。(社福)特別区人事・厚生事務組合社会福祉事業団理事。東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程単位取得退学

木村淳也 : 社会福祉士。1971年生まれ。会津大学短期大学部講師。修士(コミュニティ福祉学)。立教大学大学院コミュニティ福祉学研究科コミュニティ福祉学専攻博士後期課程中退

荒井浩道 : 社会福祉士。1973年生まれ。駒澤大学文学部教授。博士(人間科学)、専門社会調査士。早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了

長沼葉月 : 精神保健福祉士。1976年生まれ。首都大学東京都市教養学部准教授。博士(保健学)。東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻(精神保健学分野)博士課程修了

本多勇 : 社会福祉士。1972年生まれ。武蔵野大学通信教育部教授。修士(社会福祉学)、介護支援専門員、保育士。東洋大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程単位取得後退学

木下大生 : 社会福祉士。1972年生まれ。武蔵野大学人間科学部准教授。博士(リハビリテーション科学)、NPO法人ほっとプラス理事。筑波大学大学院人間総合科学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆう。

    ソーシャルワーカーのソダチについて、養成校と実践を意識し考察した内容です。社会福祉専門職は養成校では学生が集まらず、現場では人材不足も深刻です。そのなかでソーシャルワーカーはどのようにソダチを経験しているのか、そのためにはクライエントとどのように関わっているのかは考えなければならない重要な課題だと思います。本著は研究書ではないですが、著者たちの問題意識は伝わってきました。ソーシャルワーカーは自らソダツ責任があると同時にソダテル責任もあるという指摘はなるほどと思いました。

  • saiikitogohu

    「初めのうちは多くの学生は『色々考えさせられるのに、はっきりした正解がないから、もやもやしてしんどい』と感想を述べます。そのしんどさには大いに共感しつつ、『不確実さへの耐性』を身につけてほしいとお願いしています。」(124)「『自分が何を言うか、言ったか』ではなく、『相手にどう聞こえるだろうか』と考えること」(117)「当事者から支援者に語られる主張の多くは、何について支援をしてほしいかといった支援の『内容』ではなく、…どのようにつきあってほしいかといった『関係』についてである」(33)

  • たる

    実習担当用に

  • さみー

    いまひとつ、誰に向けて書かれた本なのかが分からなかった。筆者らは、「ソーシャルワーカー」であり、「大学教員」なのだという。だとしたら、ここに書かれていることを、目の前の学生に実践すれば良いだけのことでは、と思ってしまった。出来ていない、手応えがないから、書いたのかもしれない。だとしたら、その反省くらいは、どこかに書くべきなのでらないか。特に、社会人学生をソーシャルワーカーとして「向き・不向き」といった整理をしていく過程は、やり過ぎのように感じられた。言いたいことは分かるものの、世間話レベルの内容だった。

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