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クリエイティブ産業の経済学

後藤和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784641164093
ISBN 10 : 4641164096
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan

Content Description

契約と産業組織の視角から新たな役割と可能性を探究する体系書。地域経済の再生や雇用創出、輸出促進の担い手として注目を集めるクリエイティブ産業と、都市空間、著作権、税制との関わりを追究。工芸産業や農村・地方都市における展開にも踏み込み、幅広い視点からまとめあげられている。

目次 : 序章 クリエイティブ産業をめぐる課題と理論的展開/ 第1章 クリエイティブ産業と都市―東京都におけるクリエイティブ産業の集積/ 第2章 創造性と都市政策―文化政策と産業政策の融合/ 第3章 著作権制度におけるインセンティブと公共基盤―契約と産業組織の視点から/ 第4章 政策課税としての文化税制―その理論的根拠とインパクト/ 第5章 創造性とイノベーションを促進する税制―オランダにおけるボックス課税導入の背景とその評価/ 第6章 グローバル時代のNPO・寄付税制―国境を越える寄付とグローバル・タックスの視点から/ 第7章 寄付税制の国際比較/ 第8章 工芸産業の新たな展開―伝統とイノベーション/ 終章 農村と地方都市におけるクリエイティブ産業発展の可能性

【著者紹介】
後藤和子 : 埼玉大学経済学部・大学院経済科学研究科教授(財政学、文化経済学)。京都大学理学部卒業、京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。埼玉大学経済学部助教授を経て現職。エラスムス大学ロッテルダム(オランダ)客員教授(2004〜05年)、ACEI(国際文化経済学会)理事(2006〜12年)、文化経済学会“日本”会長(2010〜12年、現・国際担当理事)、学会誌『文化経済学』編集長(現・編集委員)なども務める。日本地域経済学会理事ほか。東京都芸術文化評議会専門委員等も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    新刊棚より。僕の専攻からすると、終章の農村における創造性の経済学。台湾の文化観光が先進的と(220頁)。要するに、農村アメニティという文化的景観の価値の評価が重要。15年前に吉田謙太郎先生が分析されたのを想起。公共事業に精を出してきたが、結果的には、地方の循環構造は生産過程における有機的連関を喪失(223頁)。農経では農業に傾斜するのはやむを得ないが、産業構造全体の中で非農業の創出との連関が重要(224頁)。伝統工芸のテーマも興味深い。河島伸子先生のご研究もコンテンツ産業論(2009)があり参考にしたい。

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