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都市へのテクスト / ディスク-ルの地図 ポストグロ-バル化社会の都市と空間

後藤伸一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863580886
ISBN 10 : 4863580886
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2011
Japan

Content Description

「人が住み続けるための都市」とは。来るべきポストグローバル化社会へ向けて、都市の誕生から現在、そして未来について語られてきた様々な都市論を概観・再考し、都市の全体を見通せる新たな視点の構築を試みる。

【著者紹介】
後藤伸一 : 1949年東京・麻布生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了都市計画専攻。建築家・故前川國男に師事し、山梨県立美術館、東京文化会館増築、石垣市民会館、独立後は滝乃川学園成人部棟、パサージュいなぎ、沖縄未病ケアセンターなどの設計・監理を担当。現在は千葉工業大学、東洋大学、明治大学および同大大学院、ものつくり大学、早稲田大学芸術学校などで建築デザイン、都市政策研究、建設倫理などの講義を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • どらがあんこ

    全体像としての都市を描きたいという著者の思いによって引用されたテクストの数は凄まじい。そして膨大な注釈。このテクスト自体がヘテロピーとして人々を引きつけるのではないだろうか。余談だが第3章「江戸・東京」で『都市と都市』を想起するのは私だけではないはず…

  • Hiromu Yamazaki

    決して理論化されることのない悲劇を抱えるなか散逸したテクストが詰め込まれたこの著作は「都市論のカタログ」と呼べるだろう。シカゴ学派からルフェーブル、そしてポストモダニズムを概観でき、情報、認知・心理、哲学、地理など様々な視座から対象に眼差しを向けるヒントを与えてくれる導入的材料として良書。シュミラークル・シニフィエ・イゾトピーといった用語は些か乱用されすぎで食傷気味だったが、逆に考えればこれらの言葉に馴染がなくとも徹底された反復と圧倒的量の注釈で乗り切れるということか。

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