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政党システムと政党組織 シリーズ日本の政治6

待鳥聡史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130321266
ISBN 10 : 4130321269
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

政党の存在意義はどこにあるのか?私的利益を追求する政党は不合理な存在か。ヨーロッパやアメリカで行われてきた政党研究の成果を検討し、それらと共通した視点から日本の政党政治の全体像を示すとともに、民主主義における政党の機能を明らかにする。

目次 : 序章 政党―民主主義の永遠の伴走者/ 第1章 政党システム論の展開/ 第2章 政党組織論の展開/ 第3章 日本の政党システム/ 第4章 日本の政党組織/ 終章 政党はどこに向かうのか

【著者紹介】
待鳥聡史 : 1971年福岡県に生まれる。関西育ち。1993年京都大学法学部卒業。1996年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。2003年京都大学博士(法学)。現在、京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Haruka Fukuhara

    政党研究の概観がよくまとまっていた。いわゆる極右と称されるような政党をめぐる近年の動向について、政治学はどう分析しているのだろうと思ったけれど、分析できないから八つ当たり的に攻撃しているだけの学者が少なくないのだとしたらそれこそ排外的な慎むべき行動なのではないかと思ったり。この本にはあまりそのあたりの話は載っていなかった。

  • あんころもち

    政治学界隈は確実に読むべき一冊。 イデオロギーや階層から政治的な帰結を鷲掴みするマクロ分析の古典からデータを用いたより精緻なミクロな研究に至るまで、主要な論文をわかりやすくまとめながら概略。最近読んだ他の本でもそうだが、この著者は論文の紹介・批評が非常に簡潔で上手く、それだけでもためになる。 後半では、そうした研究潮流を踏まえて、日本の政党研究に言及する。そこで筆者は、海外の研究に比べて分析概念が研究者の恣意に任されていると指摘する。 筆者の問題意識が強く出た一冊である。

  • katashin86

    政党論についてはこれまでもよい入門書があったが、アメリカ的合理的選択論に基づく政党へのミクロアプローチ論や、日本の政党政治史を理論的に整理するなど、この本ならではの、類書ではあまり取り上げていない内容も充分。政党論を勉強したことある人にこそおすすめ。

  • take

    流し読み.政治システムと政党についての教科書.日本政治に半分紙幅を割いているのが特徴的.先行研究もまとまっている

  • いせやん

    政党同士の関係と、政党内部の構造という視点に分け、それぞれ今日までの一般的な(国際的な)研究の流れと、日本における現在までの政党研究の流れを紹介してくれる。学部生でも読めないことはないし、古典から最新のものまで多くの研究が具体的に列挙されており、先行研究を探すための手がかりとしても、かなり便利そう。

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