Product Details
ISBN 10 : 4757603630
Content Description
著者は、日本語のやさしさ、難しさ、豊かさ、そして身勝手さも、日常生活の体験を通して数多く発見した。しかし、ことばや習慣の違いからくる誤解や摩擦に、苦労させられたことも少なくない。本書では、身近な例を通して、なぜ誤解が生まれるのか、そのメカニズムの解明に踏み込み、読者と共に異文化理解、多文化社会について考える。
目次 : 序章 来日当初の体験談/ 第1章 日本語、不思議発見―外国人を悩ませる「ちょっとした」表現(「いわば、ひとつの」枕ことば/ 「ちょっと」は百面相/ 「気配り」は日本語の必需品 ほか)/ 第2章 漢字の落とし穴―知ると知らぬでは大違い(「酒」は酒でも…/ 「先生、われわれは不良少年ですか?」/ 「運動」と「活動」はどう違うのか ほか)/ 第3章 中国と日本、くらべてみれば―習慣の違いによる泣き笑い(「九」はめでたい数字?―それぞれのタブー/ 「食べる」縁起もの―中国と日本の習慣と食文化/ 「いつ身を固めるのですか」―「寿」と「喜」の習慣)/ 終章 日本人と中国人とのコミュニケーション
【著者紹介】
彭飛 : 1958年中国上海生まれ。中国復旦大学卒業。1984年来日。1993年3月大阪市立大学大学院文学研究科博士後期課程(国語国文学専攻)修了、博士(文学)学位取得。日本学術振興会特別研究員、国際日本文化研究センター客員助教授、京都外国語大学助教授を経て2003年から京都外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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niko
読了日:2008/07/12
オリーブ
読了日:2013/08/14
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