Books

みちゆくひと

彩瀬まる

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065309049
ISBN 10 : 4065309042
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

母はわたしのことを愛してくれていたのでしょうか‥‥。あの世と現世を繋ぐ「1冊の日記」が、ある家族の関係性を描き出す。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • starbro

    彩瀬 まるは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、デビュー15周年記念作品、夜行幻想譚家族小説、不思議な世界観でした。 https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000374328

  • いつでも母さん

    その世界はまだ踏み入れてないのだし、そこから戻って来た人を知らない。だから、彩瀬まるの本作をどう感じ取るかなのだなぁ。死の匂いというか、死を想う香りを感じることが多い作者(当方比)故に死者が死者を慮る情もさもありなんか。亡くなった母の日記・・私は読むか?実家に有るんだよな何冊も(汗)私のお宝ってなんだろう。

  • しんたろー

    彩瀬さん新作は「不思議な方」の作品…物語は母を亡くして間もないOL・燈子、魂として彷徨っている母・晶枝、二人の視点が主で進行する(晶枝の夫・啓和の視点も入る)…著者らしい目に浮かぶような情景描写と繊細な心情表現が、スッと沁みてくる。女性や母親の心理が多いので、オジサンの私には全てを理解できてはいないだろうが、それでも頷く部分が多かった。また、死後の世界を描いているパートでは恒川光太郎さん作品に似た「神秘的なホラー」とも感じた。好みが分かれると思うが、私にとって切なさと温かさを味わえた幸福な読書時間だった。

  • itica

    ある不幸があってから燈子の家は光が消え、ただの入れ物になった。更に父が、やがて母が亡くなり、燈子の寄る辺ない寂しさは募る。人は亡くなったらどうなるのだろう?誰しもが思うことだ。まるさんの描く死後の世界がここにあった。哀しみや後悔を抱えた死後の旅。もし、そんな世界があっても私は静かに受け入れるだろう。でも今は精一杯生きてみるよ、と亡き母に語りかけてみる。

  • もぐたん

    死への畏れと安らぎへと続く旅の中の幻想的な世界が、死者の視点と生者の視点を織り交ぜながら描かれる。苦しみや後悔を連れてきた死者が、それらを風化させるまで続く静かな旅。死んでまで生きた時間に惑わされ苦しみたくはないし、罪に苛まれ、悲しみに囚われたくない。死後の世界は安らかであってほしいと思いを馳せる一冊。★★★☆☆

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items