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文豪たちが書いた「犬」の名作短編集

彩図社文芸部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801303027
ISBN 10 : 4801303021
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2018
Japan

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • まめ@暫くイン率落ちます

    わんちゃんが大好きで、手に取った一冊です。「犬」を題にしていてもあまりわんちゃんと関係ない短編も、、。夢野久作の作品が2つ載っているのですが、彼のイメージはドグラ・マグラや少女地獄?(どちらとも未読)のホラー奇書で酷いのかなぁと思いつつ読んでいくと意外にもほっこりした作品で吃驚しました。全体評価としては、微妙でした。少しほっこりを望みすぎてたのかもしれません。

  • アオ

    14人の文豪が生き生きと描く犬の小説とエッセイを集めた1冊まるごと犬づくしの短編集。小説家といえば猫のイメージがあるが文豪たちも犬を愛し作品にしたんだなと嬉しくなった。昔は犬を捨てたり拾ったり、野良犬がいるのが当たり前のことだったりとジェネレーションギャップを感じてしまう。いつの時代も犬と人間の友情は変わらない。自分の犬がいちばんかわいいと感じる主人公たちに「わかる」とつい頷きたくなってしまう。人間は動物を裏切るが動物は人間を裏切らない。読後のこの感情を忘れないようにしたい。

  • yk

    おもしろかったー。川端康成は山ほど犬抱えてる写真撮るくらい犬好きなくせして、「世上の〜わが犬のために自分の神経を忘れることはやはりできない」って嘘だろw 太宰治は文章がよくて最後いい感じだったなあ。佐藤春夫の西班牙犬の家もよかったー。こんな家に迷い込んでみたいー!正岡子規の話もおもしろかったー。こんなおもしろい文章書くんですねw

  • aries

    犬が大好きなのでとっても良い本に出会えたと思いました。芥川龍之介の“白”は以前他の本で読んでましたが改めて読んでみるとやはり名作。小山清の“犬の生活”は犬と共に暮らす私としても共感。最後はちょっと切ないけど素敵な話です。太宰治の“畜犬談”は微笑ましい。太宰の人としてのいじらしさが愛おしい。川端康成は当時としてはかなり珍しい犬を飼っていたのでは?と驚いたし、犬を通した人に対しての観察が辛辣。初めて読む作家の話もたくさんあって彼等の他の作品も気になった。犬好きで本好きの方には読み応えありなのでは。

  • つらのつらゆき

    様々な形で犬の話が載っており、切なくなったりほっとしたり、驚きや楽しみ…一冊で堪能しました。また文豪たちの作品に触れ合う機会ができてよかった。

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