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心がほっとする日本の名詩100

彩図社文芸部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784883929139
ISBN 10 : 4883929132
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
彩図社 ,  

Content Description

1篇の詩を読んで少しなごんでみませんか?心がほっとする、至高のの詩一〇〇篇を収録。

目次 : 金子みすゞ/ 山村暮鳥/ 宮沢賢治/ 室生犀星/ 中原中也/ 草野心平/ 田中冬二/ 海達公子/ 島崎藤村/ 丸山薫〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    移ろう景色、あどけない子ども、恋しき人。生き生きと味わい深い詩に、なぜか切なさを探す。いついつまでも、お星の数をかぞえてゆこう。そんな心持ち。…深山の雪がとけ、山吹がほろほろちり出す頃、春うららかな水の中にはもう賑やかな春がやって来ている。私たちの春ももう間近。通りすぎる私を見つめるあの方は、なんという名だろう。青く白き花が咲いている。…ホッとする詩と自らの経験が重なりあい、思い出す景色を懐かしむ。風柔かに心穏やかに、いつか歩んだ道を思い描く。振り返ると空色の彼方に虹がかかっている。また夢を見ようと思う。

  • アポトキシン

    私はこの詩集を読んで、島崎藤村や北原白秋といった御大の作品よりも、小熊秀雄や大関松三郎といった恐らくマイナーであろう詩人の作品の方が心に響いた。小熊の作品は、どんなに重苦しく厳しいことがあっても、生きることへの希望を感じたし、大関の作品は、みみずや雑草を身近な存在に感じて、生活描写や言葉遣いなども含めてお百姓さんのリアルを感じた。しかし、個人的No.1は、金子みすゞである。彼女の詩には、弱き者たちへの暖かな眼差しを感じ、繊細で優しい人柄が作品に滲み出ていた。

  • あきら

    たまにはこういうモノを。様々な感情や感性をアウトプットし、文字化して見えぬ誰かに伝えようとしている。その気持ちを文章から感じようとする。頭で考えるのではなく自分の感性で感じる。季節や目の前の風景を擬音や独特の情景描写で表現している。国語の教科書で詩を読んだ時は何とも思わなかったが、今この歳になってこういう感性を大切にしないと、と思った。色々感じる感性を磨きたい。感情抜きの理屈を考える力+様々なことを感じられる、感じ取れる感性を磨く。また面白かった一文が"美女はどこにいる?すべての道は老婆に通じる"

  • LACI

    八木重吉の詩は短いが心が動く。田村隆一の「人間はバカだね」は初読みで良かった。

  • あお

    「林と思想」宮沢賢治、「灯」大野百合子、「ぶらんこ」淵上毛銭、「栗の花」荒井星花。有名な詩もそうでない詩も。みんな素敵。

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