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ジャック・マー アリババの経営哲学

張燕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799316122
ISBN 10 : 4799316125
Format
Books
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「世界中のあらゆる商売をやりやすくする。これが私の使命です。」
コネなし、非エリートの英語講師が、中国長者番付1位に!

アマゾン、フェイスブックを超える時価総額2310億ドルで2014年9月にニューヨーク証券取引所上場。
アップル、マイクロソフト、グーグルに次ぐ、世界第4位のIT企業となったアリババ。
創業者ジャック・マーの成功の裏にある確固たる信念と倫理が明らかに!



―ジャック・マーの言葉から、成功の秘訣をつかみとる! ―
「未来を予測するベストな方法は、未来を創造することだ。」
「マーケットは戦場に似ているが、戦場ではない。ライバルの不在こそが、危機を招く。」
「だめな部下はいない。だめなリーダーがいるだけだ。」
「私は理想を捨てません。正しいことをしているのだから。」
「自分のことだけを考え、自分の好きなことをきちんとやれば、世界はよくなる。」

◆馬雲(ジャック・マー)
1964年生まれ、中国浙江省杭州市出身。杭州師範学院英語科を卒業後、杭州電子工業大学にて英語教師を務める。
大学を退職後、1991年に翻訳を専門とする「海博翻訳社」を起業。1995年には中国初のインターネット会社「中国黄頁」(中国版イエローページ)を立ち上げる。
1999年に「アリババ・グループ」を設立し、2013年に同社CEOを退任。

◆訳者解説より(一部抜粋)
本書では、2014年9月にニューヨーク証券取引所に上場し、
時価総額25兆円という驚きの初値をつけ話題となったアリババグループの創始者、馬雲(英名 ジャック・マー)の経営哲学を12の項目に分けて紹介しています。
馬雲は、現在、世界で最も注目されているアジア人のひとりです。それもそのはずで、彼の半生はチャイニーズドリームそのもの。
15年前には、お金がなくてタクシーにも乗れなかった若き起業家が、所有する株だけで2.5兆円を超える世界有数の大富豪になったのですから、世界から注目を集めるのは当然でしょう。
しかし、彼が注目されているのは単に大富豪だからではありません。本書が示すように、彼が持つ確固たる哲学も人々を引きつけています。
本書のテーマは、ビジネスに限らず、生活の哲学、成長の哲学など、多岐に亘っており、
アリババのビジネスに関心のない人も、一人の人間がどこまで成長できるのか、そして、世界を変えようとする人物はものごとをどのように考えるのかに触れることができる良書です。
出版社からのコメント
◆訳者解説より(一部抜粋)
【馬雲とアリババの歴史】
馬雲は1964年浙江省杭州市生まれ。大学受験に2度失敗して、杭州師範学院(現在の杭州師範大学)の英語本科に進みます。同校を卒業し、杭州電子工業大学(現在の杭州電子科技大学)の英語教師になった馬雲は、30歳のときに、大学を辞職して「海博飜訳社」を設立します。そして、その翌年の1995年、地方政府とアメリカ企業の契約のトラブルを解決するため、アメリカに出張することになります。
そして、そこで、偶然インターネットというものと出会い、その魅力にとりつかれます。インターネットに無限の可能性を感じた馬雲は帰国するとすぐ企業広告を掲載する「中国黄頁」というサイトを立ち上げます。 そして、北京の政府系インターネット関連機関での勤務を経た後、1999年に杭州で電子商取引サイト「アリババ」を立ち上げます。最初はB2B(企業間取引)サイトの「アリババ(阿里巴巴)」から始まり、2003年にはネットオークションの「タオバオ(淘宝網)」とそしてそれらを支える決済システムの「アリペイ(支付宝)」を世に送り出し、中国の電子商取引界の牽引役となりました。
2012年にはアメリカのヤフーから自社株を買い戻し経営基盤もしっかりと固めています。そして、本書にも描かれているとおり、馬雲は2013年にアリババグループのCEOを辞し、現在は会長として「アリババの顔」を務めています。

【馬雲の2つの使命】
馬雲の凄さは、その稼ぎ出した金額だけでは計れません。彼の一番の凄さは、強烈な使命感を持ち続けていることです。そして、その使命感は至ってシンプルで、
・世界中のあらゆる商売をやりやすくする
・中小企業を助けるという二つだけです。
アリババのすべての施策、戦略にこの二つの使命感が息づいているから凄いのです。

また、アリババの成功の秘密は中小企業に的を絞ったことだと言われていますが、ここにも馬雲の使命感が表れています。なぜ、馬雲は大企業ではなく中小企業をターゲットとしたのでしょう。それは、アジアを見据えていたからです。
馬雲は1999年、アリババを立ち上げる直前にシンガポールで行われたアジア電子商取引大会に招待されます。しかし、「アジア」と銘打っているのに、出てくる事例やスピーカーは欧米の企業ばかり。 そこで、馬雲は真の意味でのアジアの電子商取引を構築するべきだと考えます。アジアには中小企業が多く、彼らの立場は弱いものでした。輸出中心の産業構造なのに、アジアの中小企業には海外に販売拠点をもったり、宣伝を打ったりするだけの力がありません。そこで、馬雲は彼らの手助けをすることを自分たちの使命だと考えます。中小企業のために、宣伝ツールとなり、決済システムを提供し、自らも大きく成長していくのです。

【著者紹介】
永井麻生子 : おあしすランゲージラボラトリー代表。追手門学院大学非常勤講師。神戸市外国語大学大学院博士課程単位修得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kentaro

    真に人を助けようと思うのなら、単に食べ物を与えておしまいなのではない。彼らに食べ物を手に入れる方法を教えなければならない。貧困から抜け出し、財産を得たければ、真に有効な方法は金を得ることではなく、金を稼ぐ技能を身につけることだ。 そもそも世界は不公平だ。公平であるはずがない。農村に生まれた君と、ビル・ゲイツの家庭に生まれた子供を比べることはできない。ただし、1つ公平なものがある。ビル・ゲイツの1日は24時間で、君の1日も24時間だということだ。 この時間を如何に使うかで、チャンスを生かせるのかが決まる。

  • ポタオ

    ジャック・マーの動画を見てから、気になってた人でした。アリババは自分には馴染みがなくてあんまよく分からなかったですが、哲学的な面の話は結構ためになりました。成功から学ぶのではなく、失敗から学ぶ。これが大事らしいです。

  • akira

    まちライブラリー府立大本。 馬雲氏の思考について重きを置かれた一冊。前回読んだものよりも写真5年ほど新しいため、その後もよく書かれている。繰り返し書かれる『失敗』と『信用』の重要性。我々が抱くイメージは古すぎるかもしれない。国も人も変わろうとしている。 心に残る一節。おそらくは馬雲の言葉ではない。本書で繰り返される失敗の価値とも通じる。氏の好きな金庸氏の武侠小説は屈辱を受けた人間が力をつけて復讐を果たす物語が多いという。この縁を機に手にとってみるのも悪くない。 「男の度量は屈辱の量で決まる」

  • 赤星琢哉

    面白い。良著。経営哲学というかサービスを作る上での考え方がとても素晴らしい。世の中を良くするために価値あるサービスを作っていくことが大事である。こういうのは算盤から入る人はなかなか作れないだろうなぁ。早く新しいサービスを作りたい!

  • サンノート

    数分間のプレゼンで孫正義社長から3000万ドルの融資を引き出したという話を聞いて読んだ。そのエピソードが載っていたんだけど、プレゼンをしたのは融資が欲しくてしたわけではなく、単に呼ばれたから会場に行っただけというのにまず驚いた。そして、孫さんの3000万ドルの提示を自分の会社に持ち帰った後、「額が多すぎる」という理由で2000万ドルに下げてもらったという話になんじゃそりゃ、となった(孫さんが30パーの株を持つのは危険ではないかという役員の意見はあったが)。そんな変わり者のジャック・マーの語る理念は好きだ。

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