Contemporary Voices -Shulamit Ran, Higdon, Zwilich : Pacifica Quartet, Otis Murphy(Sax)

Contemporary Voices

グラミー賞受賞経験のあるパシフィカ四重奏団が演奏する現代作品集。ここで採り上げられた作曲家は、全てピューリッツァー賞を受賞しており、その作品は問題意識の高い、聴きどころの多いものです。
　シュラミト・ラン[1949-]の『燦・凶・礫・憶』は1944年にアウシュヴィッツで生涯を閉じた画家フェリックス・ヌスバウムを称えた作品。ジェニファー・ヒグドン[1962-]の『Voices』は激しいエネルギーの爆発の後、深い静けさに満たされます。また、女性作曲家エレン・ターフィ・ツウリッヒ[1939-]による官能的なアルト・サクソフォンの響きが魅力的な五重奏曲は、各奏者の名人芸が存分に発揮できる技巧的な作品。ここでサクソフォンを演奏しているのは、インディアナ大学ジェイコブズ・スクールの教授を務めるオーティス・マーフィーです。（輸入元情報）

【収録情報】
1. ラン：燦・凶・礫・憶〜弦楽四重奏曲第3番
2. ヒグドン：Voices
3. ツウィリッヒ：五重奏曲〜アルト・サクソフォンと弦楽四重奏のための

　パシフィカ四重奏団
　オーティス・マーフィー（アルト・サクソフォン：3）

　録音時期：2019年1月16日（1）、2019年12月20,21日（2,3）
　録音場所：Logan Center for the Performing Arts at the University of Chicago（1）　Auer Hall at Indiana University's Jacobs School of Music（2,3）
　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション）
　世界初録音（1）