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生涯弁護人 事件ファイル 1 村木厚子 小澤一郎 鈴木宗男 三浦和義・・・

弘中惇一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065189030
ISBN 10 : 4065189039
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「絶対有罪」の窮地からの奇跡の逆転劇。小澤一郎事件、ロス疑惑などで無罪を勝ち取った「無罪請負人」の全ての手の内を明かす。

村木厚子事件(厚労省郵便不正事件)、小澤一郎事件(陸山会政治資金規正法違反事件)、鈴木宗男事件、マクリーン事件、クロマイ・クロロキン薬害訴訟、医療過誤訴訟、三浦和義事件(ロス疑惑)など、日本の戦後刑事司法史に残る大事件を手がけてきた、伝説の弁護士、弘中淳一郎。「絶対有罪」の窮地から幾度となく無罪判決を勝ち取ってきた「無罪請負人」と呼ばれるその男は、歴史的なそれらの裁判をどのように闘ったのか? 受任の経緯から、鉄壁といわれる特捜検察の立証を突き崩した緻密な検証と巧みな法廷戦術、そして裁判の過程で繰り広げられるスリリングな人間ドラマまで、余すところなく書き尽くす。稀代の弁護士による、法廷を舞台にした唯一無二の思考の指南書にして、類稀なる現代史。

安部英医師薬害エイズ事件、野村沙知代事件、 中森明菜プライバシー侵害事件、加勢大周事件、中島知子事件、「噂の眞相」名誉毀損事件、痴漢冤罪事件、カルロス・ゴーン事件などを扱った「事件ファイル2」も同時刊行。

目次

第一章 国策捜査との闘い 
村木厚子事件 
小澤一郎事件 
鈴木宗男事件 

第二章 政治の季節
マクリーン事件
刑事公安事件 

第三章 医療被害と向き合う 
クロマイ・クロロキン事件 
医療過誤事件 

第四章 「悪人」を弁護する 
三浦和義事件

【著者紹介】
弘中惇一郎 : 弁護士。法律事務所ヒロナカ代表。1945年、山口県生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1970年に弁護士登録。クロマイ・クロロキン事件ほかの薬害訴訟、医療過誤事件、痴漢冤罪事件など弱者に寄り添う弁護活動を続けてきた。三浦和義事件(ロス疑惑)、薬害エイズ事件、村木厚子事件(郵便不正事件)、小澤一郎事件(「陸山会」政治資金規正法違反事件)など、戦後日本の刑事訴訟史に残る数々の著名事件で無罪を勝ち取った(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たいぱぱ

    無罪請負人と言われる弘中惇一郎弁護士が、担当した有名事件を語る。1巻は村木厚子、小沢一郎、鈴木宗男、三浦和義等の事件簿である。まず愕然としたのは、自分がこれらの有名事件の判決を覚えてないこと。覚えてないどころか、全員有罪だと思っていた。そして正義の味方だと思っていた検察は、全然正義ではなく無茶苦茶身勝手な論理で動いていると恐怖さえ覚える。これが日本なのか?これが司法なのか?マスメディアも然り。検察もメディアを使い世論を煽り、悪人にしたてあげるなんて安いドラマ以下だよ。それに乗せられてる自分が情けなくなる。

  • ma-bo

    幾度となく無罪判決を勝ち取り、無罪請負人と呼ばれる弘中弁護士。村木厚子さん事件、ロス疑惑(三浦和義さん事件)等の裁判をどう闘ったのか、緻密な検証、法廷戦術を書き記した書。裁判関係の本は読み辛いイメージがあるが、この本は要点が整理され読み易い文章だった。

  • Kurara

    ★4.5 ゴーン被告の弁護人として知った弁護士さん。村木さんんの裁判が気になり読みました。弘中弁護士への印象が良い方に変わった一冊です。パート2も読みたい。#NetGalleyJP 【21.94】

  • よしたけ

    鈴木宗男氏、村木厚子氏、三浦和義氏など、著名人を有罪必至の窮地から救った弁護人著作。メディアや検察は幾らでも事実を曲げられると感じた。我々が得る情報はバイアス後で、初期では信ぴょう性が怪しく、後意味付けされたものも多いようだ。検察実務は「調書中心主義」で、調書は幾らでも創作可ー被疑者と縁遠い、記憶曖昧な人物から順に、検察論拠通りの証言調書を取らせ、被疑者は外堀が固められ自白を迫られるーは恐ろしい。巨大企業をに対峙した薬害訴訟、安田講堂立てこもり事件の学生弁護など、近代史勉強としても役に立つ内容が多かった。

  • 獺祭魚の食客@鯨鯢

     国策捜査の犠牲者として国民の「素朴な正義感」による憎しみを一身に受けた。無実となった後も、メディアによる汚名を雪ぐことは難しい。  この国では言葉による暴力(イジメ)に耐えきれず自死したとしても加害者が報いを受けることは少ない。怨みを残し荒ぶる神となった御霊を鎮魂する文化が生まれたのはそのためか。

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