Books

中央アジア・遊牧民の手仕事 カザフ刺繍 伝統の文様と作り方

廣田千恵子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416519554
ISBN 10 : 4416519559
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中央アジアの遊牧民「カザフ」の伝統刺繍の、世界初となる図案付き技法書。シンプルな技法ながら大胆で色鮮やかなデザインが特長。


【著者紹介】
廣田千恵子 : 1988年生まれ。東京外国語大学モンゴル語科在籍中にモンゴル国に語学留学し、カザフ刺繍に出合う。その後、さらに2年間モンゴル国西部バヤン・ウルギー県にてカザフ人家庭に居候しながら、カザフの文様と装飾技法について学ぶ。2014年よりカザフ刺繍ワークショップや展覧会を全国各地で不定期に開催。2018年に師匠であるカブディル・アイナグル氏を日本に招聘するプロジェクトを行うなど、様々な形でカザフ文化の魅力を紹介する活動を継続している。NPO法人しゃがぁ専従スタッフを経て、現在は千葉大学大学院博士後期課程在籍中。日本学術振興会特別研究員DC2。「カザフ情報局KECTE」を通じて、カザフ文化に関する情報の発信を行う

カブディル・アイナグル : 1963年、モンゴル国バヤン・ウルギー県ウルギー市生まれ。名前の意味は「鏡(アイナ)の花(グル)」。幼少の頃からカザフのかぎ針刺繍技法に興味を持ち、練習を重ねる。モスクワのデザイン学校に3年間留学し、帰国後に結婚。その後は劇場の衣装制作や専門学校での縫製の講師などを経て、1996年にウルギー市初のカザフ刺繍の専門店を開業した。現在は自宅にて制作活動を続けつつ、若い世代への指導なども行っている。布の上に文様を描くことなく、自由自在に刺繍することができる稀有な存在。2018年1月に日本に初来日し、全国7か所でカザフ刺繍ワークショップを開催。日本向けの商品の制作、販売も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん🎄🎅🎄

    美しい模様はどこかで、、、???あ!アイヌにソックリです!どこかで世界は繋がっているのを感じました。花、羊の角、そして家畜の腎臓の模様。中には京友禅に似た柄もある。アイヌの方々と同じく家畜や動物、自然を大切にしているのがよく分かる。北海道や大阪の博物館で見る事が出来るので一度足を運んでみたい。

  • たまきら

    読み友さんの感想を読んで。JICAモンゴルで働いていた友人がくれた刺繍にそっくりなので取り寄せました。刺繍の仕方だけでなく、カザフの人々の暮らしや文様の意味、日本でカザフ刺繍を見ることができる博物館まで紹介されていて大満足。特に網走の北方民族博物館には是非行ってみたいです。文様の意味を考えながら手元にある刺繍を見られる贅沢よ。ともに感謝感謝。

  • 多津子

    モンゴルにいるカザフ族の刺繍第一人者、アイナグルさんの作品集。単なる図案集なだけでなく、刺繍の変遷、実際に天幕型住居で使われている様子など、この地で暮らす人々のことや歴史が紹介されていて文化を知ることができる。アイナグルさんが刺繍を始めた経緯や文化を継続させようとする取り組みも紹介され読み物としても充実している。乙嫁語りの世界を彷彿とさせる美しい作品の数々。図案のセンスはともかく、作業自体は慣れればそう難しくないのかもしれないが、とんでもなく根気のいるであろう作品に感心するばかり。

  • ソバージュ

    図書館本。モンゴル西部に暮らす遊牧民族カザフの生活文化、かぎ針刺繍についての素敵な本。見事な刺繍や紋様による壁掛け布トゥス・キーズの美しさ緻密さに圧倒される。多用される羊紋様や少々不完全に仕上げる点についてなど興味深い。

  • samandabadra

    カザフのかぎ針での刺繍の由来を含めた解説、実際のデザインと、型として使えるデザインの指示書みたいなものがセットになった本。そのデザインに魅了した人にも応えてくれそうだし、実際に作ろうと思う人にもたまらない本だろうと思う作りになっている。個人的には腎臓がどうしてモチーフになっているのかに惹かれる。モンゴルだったら「肝臓」は同胞に近い意味に思えるが、腎臓にはどのような意味を載せているのだろう。民話とかで読み解けないものだろうか。あと、廣田さんが実演しているビデオを見る機会を得たが想像以上の速さでびっくりした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items