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サンプリングって何だろう 岩波科学ライブラリー

廣瀬雅代

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000296717
ISBN 10 : 400029671X
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

データがなければAI研究も始まらない。ビッグデータ解析といえども、扱うデータはあくまでも全体の一部だ。その一部のデータからなぜ全体がわかるのか。データの偏りは避けられるのか。統計学の基本中の基本であるデータの集め方、すなわちサンプリングの考え方やしくみを社会調査や生態学の例を使ってわかりやすく解説する。

目次 : 第1章 サンプリングの有用性―その科学的根拠(水槽内にあるBB弾の黒玉の数/ BB弾サンプリング/ 非復元単純無作為抽出法 ほか)/ 第2章 世の中の動向を捉える―社会調査とサンプリング(社会調査とは何か?/ 適切な調査対象を選ぶことが重要/ 実際に誰を調査するのか? ほか)/ 第3章 生物を数える―生態調査におけるサンプリング(すべてを数えるのは難しい/ 捕獲再捕獲法/ 個体数推定の仕組み ほか)/ もっと深く学びたい人に向けて―文献案内

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • calaf

    理論の部分は(省略されている証明等を含めて)良く知っていたけど、連続性補正法だけは名前ぐらいしか知りませんでした。まぁ、この本も入門のさわりなので、名前しか出てきていませんが (笑) 社会調査や生態調査についてはほとんど知らなかったので、面白かったです。

  • shin_ash

    数学科の統計が専門の院卒新人が何故かランダムサンプリングの意味が理解できない様子なので何か分かりやすい説明ができないかと手に取った。内容的にはベーシックな内容で特にありがたい内容ではなかった。読んでいて自分がランダムサンプリングしているのは標本調査と言うより実験計画法の文脈で、未知の系統誤差を偶然誤差に転化する為なのを改めて思い出した。この部分は本書でも「偏ってたらダメですよね」程度の説明なので、あまり明示的に説明されていないことに気がついた。新人にはその点を丁寧に説明してやらねばならないのかも知れない。

  • とりぞう

    岩波科学ライブラリー大好き。ただ、なんだかくどく感じて、内容も薄いと思ってしまった。ぼくの理解不足が主な理由なんだろうけれど、ちょっと不満足な読書体験だった。

  • takejin

    サンプリングという言葉の入り口です。BB弾の話は導入としてはいいんだけど、そのあとが深くならない。この本に紹介されている、「詳しい本」に行かないと、サンプリングという概念さえわからない気がする。とりあえず、言っていることはわかりやすい。

  • こたろう

    統計学をしっかり学んだことがない人、または統計学は勉強したけど、サンプルサイズとサンプル数の違いが説明できない場合に読むと良い本。基本的ななぜサンプリングを行うのか、サンプリングの行い方、また分野によって異なるサンプリングの手法について記載されている。最後の参考文献の説明も、次の自分が読む本の参考になると思った。

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