Books

カシミール / キルド・イン・ヴァレイ インド・パキスタンの狭間で

廣瀬和司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784773811148
ISBN 10 : 4773811145
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2011
Japan

Content Description

インドとパキスタンの思惑や国際社会の駆け引きに翻弄され、絶望的な分離・独立運動を闘うカシミール地域。錯綜する紛争の背景を説き明かし、「民主大国」インドによる人権侵害の事実に迫る、渾身のルポルタージュ。

【著者紹介】
廣瀬和司 : 1969年東京都生まれ。獨協大学法学部卒。アジアプレス・インターナショナル所属。1995年に台湾人元従軍看護婦の取材を最初にジャーナリストとしての活動をはじめる。1998年よりインド、パキスタン、中国にまたがるカシミールについての取材をはじめる。カシミールについてのテーマはインド支配地域における分離・独立運動と人権侵害を主とし、2008年までに印パ双方から延べ20回以上訪問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • mittsko

    カシミール紛争の現場に生きる人々の声を、日本語で伝える唯一の本! 筆者の追求は主に、印側カシミールにおける軍・治安部隊の常軌を逸した人権侵害だが、パ側カシミール住民・難民の苦境にも長い一章が割かれる。98年5月から13年間の取材の成果をまとめ、11年11月に刊行。危険にさらされながら現場にへばりつく筆者に頭がさがる。印度や南アジアに関心を持たれた方、通読とは言わないが、せめて一度手にとっていただきたい。あまり読みやすい文章ではないが、気になる一章だけでもじっくり読んでほしいです…(´・ω・`)

  • ぬましょー

    カシミール問題については高校の世界史でほんの少し触れた程度で、詳しくは知らなかったがこの本を読んで認識が変わった。インドとパキスタンの両国に翻弄されるカシミールに住む人々のことを全く考慮していない現状を目の当たりにした。直ぐに解決できる問題とは到底思えないが、少しずつでも改善されカシミールに住む人々が安心して暮らせるようになって欲しいと願う。

  • メルセ・ひすい

    15-123★5カシミール・インド・パキスタンを知るために!この国??は殺戮の惑星。拷問死など当然!電気ショックや逆さづり殴打拷問…拘束死、忽然と人が消える行方不明。デモへの実弾、水平射撃。やりたい放題でだれも罪に問われない。わが国にはカシミールでの殺戮はまったく報じられない。これは狐につままれた空想ではない。インドとパキスタンの思惑や国際社会の駆け引きに翻弄され、絶望的な分離・独立運動を闘うカシミール地域。錯綜する紛争の背景を説き明かし「民主大国」インドによる人権侵害の事実に迫る、渾身ルポルタージュ。 

  • よしおか のぼる

    現在(2011年まで)のカシミールを知るのに最善の書。今年の夏に更にまた一事変あったが、現代カシミールは此処にぎっしり詰まっている。現地を見、この本を読むと、国際社会への様々な疑問が止め処なく噴出する。

  • midnightbluesky

    カシミール問題を日本人ジャーナリストが追った、ということにこの本の意義がある。日本で安穏と生活する私たちには直接何の関係もないカシミール問題。それよりも生活やら、原発やら、地震やらで精一杯だが、でも知らなきゃいけないことは世の中にたくさんあるのだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items