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火鍛冶の娘 1 角川文庫

廣嶋玲子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041137932
ISBN 10 : 4041137934
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代日本。火鍛冶の匠を父に持つ少女、沙耶は、父のような火鍛冶になるのが夢だった。しかし一族には、女は鉄を鍛えてはならないという掟があった。そこで男と偽り、父が病で逝った後も鍛冶を続けていた沙耶だが、そんな彼女に意外な依頼が。それは麗しの王子の成人の祝いに、剣を鍛えてほしいというもの。沙耶は懸命に鍛えるが、その剣は恐ろしい魔剣へと変貌し…。少女の夢と挫折、そして冒険を描いた傑作和風ファンタジー!

【著者紹介】
広嶋玲子 : 神奈川県生まれ。横浜市立大学卒業。「水妖の森」で第4回ジュニア冒険小説大賞、「あぐりこ」で第14回児童文学ファンタジー大賞奨励賞、『狐霊の檻』(小峰書店)で第34回うつのみやこども賞受賞。児童書の書き手として圧倒的支持を集め、「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(偕成社)はアニメ化もされ大人気となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさか

    2011年3月角川書店刊。加筆修正して2023年8月角川文庫化。16歳の佐那は父から受け継いだ鍛冶の技術で剣を作るのだがそれが魔剣へと成長し…。という冒険ファンタジー。単純な展開で、面白みは少ない。ラストで語られる父と暮らした国への帰還とその後の営みが続く佐那一族の話が感慨深く楽しい。

  • りー

    むむむ。どこかで見たお名前だと思ったら、甥っ子ちゃんが大好きな「銭天堂」シリーズの作家さんではないか!古代ファンタジーとのことだけれど、ジェンダー関係がテーマになるのかな?と。女性が禁忌とされているものって、いつから禁忌になったのか?今回は刀鍛冶の女の子が主人公だったけれど、他にも沢山ある。性的分業…っていうか、女性蔑視の視点が入ってきたのって、渡来系の人たちが儒教を持ち込んだのが1つ大きな理由なら、その前はどうだったんだろう?お話自体はさらっと読める感じでしたが、問いが残りました。

  • まき

    女は鍛冶師になれない掟があるため男のふりをする沙耶、父亡き後王子の剣の依頼があり彼女の打った剣が魔剣となってしまう。女が穢であるから立ち入れない職業は昔は結構あったかも。成程魔とは人の弱みに付け込んでくるものなのか。軽く読めて面白かった。

  • anxiety

    へぇ銭天堂の作者さんの作品か、と思って手に取った。性別で生き方を選べないことに抗い、或いは悩む女性が物語の中心。児童書。全編ジェンダー的な視点が強いし、LGBTQ的な視点とも捉えられそう。児童書にこういう視点が入ってくるというのが時代だなぁ。こうした問題に悩んでる子の背を押してくれる様なら良いけれど、と思いつつ読了。

  • ひろんこ

    面白かった。鉄をうって剣などを作る娘、沙耶の話。本当に、こういう系の玲子さんの話は実写化したら面白いだろうなと思う。沙耶みたいな女性は憧れるな。恋には、やはり鈍感wそこは、ちょっと…。読んでよかった。

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