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アント・フィナンシャル アリペイから新たな金融エコシステムへ

廉薇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622087755
ISBN 10 : 4622087758
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

9億人が利用する決済サービス「アリペイ」、個人の信用度をスコア化する「芝麻信用」。これらを動かす「アントフィナンシャル」の本質は、取引における「信用」の問題を技術力で解決することにある。技術とノウハウの開放によってエコシステムを拡大する世界的フィンテック企業の全貌を読み解く。

目次 : 第1部 ゲームチェンジャー・アリペイ(アリペイの誕生/ アリペイの野心―キャッシュレス社会の推進)/ 第2部 アリが夢見るインクルーシブファイナンス(余額宝がもたらす資産運用革命/ インターネット時代の零細企業融資/ 信用を財産に)/ 第3部 金融の勢力図を塗り替える(1匹のアリが作る新金融エコシステム/ グローバルな発展の未来図/ 農村金融の荒野を開墾する/ オープンプラットフォーム―テクノロジーで金融に奉仕する)

【著者紹介】
廉薇 : 中国金融40人論壇(CF40)編集部主任。北京大学文学学士、経済学学士、中国人民大学経済学修士。CF40の成果の報告・発表および内部刊行物、書籍、ウェブサイト、ニューメディア等の編集業務を担当

辺慧 : 中国金融40人論壇ニューメディア責任者。華南理工大学文学学士、北京大学経営学修士

蘇向輝 : 北方新金融研究院編集者。南開大学国際経済貿易学部学士、国際経済貿易学修士。中国の電気機械製品の第11期五カ年計画、第12期五カ年計画の起草に参与し、国務院の委員会にも政策提言を行っている

曹鵬程 : 中国金融40人論壇編集者。北京大学歴史学学士、経済学学士。地方政府、コンサルティング会社、シンクタンクでの勤務を経て現職

永井麻生子 : 翻訳者。神戸市外国語大学大学院博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • でんがん

    Alibabaが生み出したアントフィナンシャルの歩みを記した一冊。Alipayのみならず資産運用、保険、信用、マイクロクレジットなどなど、同社の歩みは金融の発展史そのもの。本分野ではもはや中国が世界一進んでいるといえるのでしょう。日本のメルカリも、LINEもPaypayももれなくアントのビジネススキームのほぼ丸パクリ。中国のことをパクリ国家と揶揄していた日本が、いつの間にかパクる側に転落していたことを痛感させられて情けなさを感じた。

  • Hiroo Shimoda

    事実の羅列で読み物としてはドラマが足りない。

  • GASHOW

    中国のITの成功は、シリコンバレーからジャックマー氏が持ち込んだ顧客向けのソリューションだった。社会主義国家にあって、資本主義国に負けない顧客思考がそこにあった。ジョブズが、スマートフォンを生み出したのと同じくらいのインパクトで、ジャックマーのアリペイの信頼構築がある。日本から共産党支配の監視社会のイメージでプライバシーの感覚の無い民族と思いがちだが、世界の民族共通の価値観があることがわかった。日本の企業は、中国の外形だけ真似ても成功しない。この本は、それを気付かせてくれる。

  • まめタンク

    2019年250冊目。単純にすごいです。中国と言えば、トランプ大統領と絶賛開戦中の貿易戦争における要因の一つである技術盗用問題がありますが、アリペイのビジネスはまさに中国によって生み出されたオリジナル。日本のPayPayはまさにアリペイのパクリ(ソフトバンクの投資先のアリババの子会社がアリペイを運営するアントフィナンシャル)アリペイがめざす先が利益ではなく、ITを活用して零細企業や個人に資金を提供する事だという事は恐れいります。改めてお金って紙幣ではなく、信用代価なんだなぁ〜と感じます。

  • nob

    アリといえばかつては日本人の象徴だったが、今は中国人の方がしっくりくるかもしれない。猛威を振るう巨龍の陰には、経済発展の恩恵を十分に受けていない無数のアリさんがいる。アントフィナンシャルは、庶民や中小企業、農村に向けたサービスにこだわる。設備不要のQRコード決済、スピーディーな少額融資。信用取引から始まった「テックフィン」企業は、金融会社としてではなく、利他的なプラットフォームに徹し、オープンなエコシステムを作り上げ、世界に生息域を拡大しつつある。ちょっとばかり褒めすぎな気もするが。

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