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竜の医師団4 創元推理文庫

庵野ゆき

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488524135
ISBN 10 : 4488524133
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

堕天竜ドーチェの死をきっかけに交流が途絶えていた〈竜舞う国〉ヤポネにカランバスの医療交流団が訪問することに。留年すれすれで進学したリョウ、天才的な記憶力の持ち主レオ、機械大好き少女リリもなぜか交流団に入っている。ヤポネ訪問の真の目的は翼に障害をもつ幼竜に先進医療の骨接ぎの技術で手術をおこなうこと。ヤポネの竜医療は目を瞠るばかり。感動するリョウに魔の手が‥‥。異世界本格医療ファンタジイ第4弾。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナミのママ

    シリーズ4作目。祖国カランバスを飛び出し竜医先進国イヅルに向かったリュウ達交流団。読み始めは説明が多く感じられスローペースだった。今作は若手医師の卵達の活躍ぶりがメイン。小竜チューダをなんとか治そうとの思いは変わらない。後半の手術シーンは圧巻。想像でしかない竜の体内が目に浮かぶ描写の連続に一気読み。やはりこの作品は医療シーンがリアルでゾクゾクする。国や政治、医療問題や大人の事情が絡むあたりは現代社会と変わらず、風刺が聞いている。次作は一年後、また楽しみに待っていよう。

  • 猿吉君

    竜の医師団4作目、今回はアクションより治療メインでした。@悪役出てきました、最後の方でレクター博士しててにやり、また出てきそうです。A仲間キャラが増えていくのは楽しい、メイン3人組の結束も固くて良いです。C上下巻で大遠征とかして欲しいです。D医療ネタは真面目に書かれてます。点数85/100→アニメ化しないのが不思議でならないぐらい映像映えしそうな作品、早く次が読みたいです。

  • さつき

    いよいよ医療大国イヅルへ。リョウとニーナ師だけでなくお馴染みの仲間も一緒で良かった。思いもよらない展開でびっくりしましたが、ラストシーンの素晴らしさにうっとり。幼いものへの優しさ、思いやりに溢れた青の竜アルワンの未来が明るいものでありますように。そしてチューダの健やかな成長を祈ります。

  • すがはら

    多くの竜が集まるヤポネの国イヅルにやって来ました。国民全員が医療の知識を持っていて何かあったらテキパキ動けるというのが凄い。竜の行動次第ですぐに大惨事になるのだから、竜の生態や体調は日頃から皆の関心事項なのでしょう。それにしても血に弱い医者って大変そう。レオが血を見ないですむ分野を見つけられるといいけど、なまじ優秀だから逃げられないなんてお気の毒。今回のテーマ、優生思想の闇は深いです。ただ、手術で治せるもので、しかも先天性とは限らない障害まで排除するのは絶対にやり過ぎかと。クズリの再登場はあるのかどうか。

  • くたくた

    4巻は一気に事態が動く。イズルに降り立ったいつもの面々、竜医療最先端の地は、しかし苛烈な血統主義に支配される国家だった。そして、密かに蔓延りつつある優生思想。自分の出生についての暗い思いから、それに揺さぶられるリョウと、カラカラと笑い飛ばしながら蹴散らかす〈赤の人〉ニーナ氏(女性だということを、読んでてしょっちゅう忘れる)。優生思想についてはだいぶデフォルメされているかな、と思ったけど、医療者の熱い思いは存分に伝わった!

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