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芥川龍之介短編集 蜘蛛の糸・羅生門など

庄司達也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784418248360
ISBN 10 : 4418248366
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「蜘蛛糸」「羅生門」「杜子春」「鼻」など代表作10話。「芥川龍之介」文学の世界・解説つき。小学生から。

【著者紹介】
芥川龍之介 : 1892年東京生まれ。東京帝国大学英文科卒。在学中に夏目漱石の門下生となり、「鼻」が漱石の激賞を得た。その後、「地獄変」「藪の中」などの王朝期を舞台にした王朝もの、中国の逸話によった童話「杜子春」、キリスト教を題材にした「切支丹もの」などを次々と発表し、文壇の寵児となる。西欧の短編小説の手法・様式に多くを学び、さまざまな文学ジャンルを行き来して、傑作を多数生みだした。1927年7月自ら命を絶つ。「歯車」「或阿呆の一生」などの遺稿が遺された

福田利之 : イラストレーター。大阪生まれ。大阪芸術大学グラフィックデザイン科卒業。株式会社SPOONにて佐藤邦雄に師事した後、独立し、イラストレーターとしての活動を始める。広告、CDジャケット、絵本、雑貨、テキスタイル制作など、幅広く手掛けている。2020年から東京と徳島の2拠点にアトリエを構える

庄司達也 : 横浜市立大学教授。東海大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。東京成徳大学教授を経て現職。日本の近代文学を専攻。芥川龍之介の“人”と“文学”が主たる研究テーマ。近年は、作家が聴いた音楽を蓄音機とSPレコードで再現するコンサートの企画・開催にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ALATA

    100年読み継がれる名作、芥川龍之介の短編集。確かに呼んだ記憶はあるのだが物心ついて、というか分別ついたこの年にあらためて読んでみたくなった。「蜘蛛の糸」「トロッコ」「鼻」「羅生門」など有名作品をじっくり堪能できました。印象に残ったのは奉公先に向かうみ娘と弟たちの物語「蜜柑」。なぜか懐かしいあったかい気持ちになった。あと、児童文学として有名な「杜子春」母への思いは永遠だな。★4※難しい文体には注釈、ルビがふってあり読みやすい。年表も付録、夏目漱石の弟子だったんですね。

  • かな

    児童書ではあるが、芥川作品の代表作の羅生門、鼻、蜘蛛の糸、杜子春など10篇を収録。児童書なのでルビもふってあるし、難しい表現や現在ではあまり使われないような言葉の解説が下段に乗っていて非常に解り易い作りとなっている。この作品集を読んで思ったことは最近の芥川賞ってどうなのということ。あまりにも難解で読むのに一苦労するような作品が多いような気がします。芥川作品は最近の作品みたいに小難しくなく読みやすい印象なのですが実際どうなんでしょう。

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私-図書館》芥川龍之介さんの子孫さんが、登場するテレビ番組観て、急に読みたくなって読む。やはり、文豪は違う。みんな知る話も、面白いが、初読みも面白かった。

  • こゆき

    美しい挿絵とふりがな、用語解説があり絵本のような読みやすい短編集。「トロッコ」では幼い頃に感じた気持ちを思い出した。「蜜柑」では無垢な少女と世間擦れした男との対比が良かった。文章が美しく、何度も読み返したくなるような印象的な描写が随所に。

  • 弥都

    近頃、芥川龍之介氏への興味がものすごくある。年譜を食い入るように読んだ。蜜柑、羅生門、白、杜子春が特に好き。羅生門に関しては、高校時に解説や考察などを学んだのだが薄ら覚えているだけなので、今になってもっと知りたいと思った。

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