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ISBN 10 : 4000613324
Content Description
Brexit(イギリスのEU離脱)は、統合史上初めて分裂という事態に直面することになる欧州に、そして世界に、何をもたらすのか?「主権回復」を選択したイギリスにより、長年にわたって築かれてきた統合欧州の「主権共有」システムは変容するのか?イギリスとEUの「レッドライン」(譲れない一線)とはそれぞれ何であり、それはいかに変遷してきたか?―EU研究の第一人者が、離脱交渉の優先順位、金融サービス貿易、北アイルランド国境問題という、交渉の帰趨を決めることとなった三つの重要分野に焦点を当て、詳細かつ明快に解説する。
目次 : 序章 主権共有v.主権回復―EU残留と離脱/ 第1章 ブレグジット・オプションとレッドライン/ 第2章 「離脱」をめぐるルールとポリティクス―何をどのように決めるのか?/ 第3章 金融サービスをめぐるルールと対立―相互承認と同等性/ 第4章 北アイルランド国境問題をめぐるルールと対立―ハードな国境の回避とトリレンマ/ 第5章 ブレグジット・パラドクス―英EU交渉の結末/ 終章 国家主権と欧州統合のゆくえ―主権共有の変容?
【著者紹介】
庄司克宏 : 1957年生。慶應義塾大学大学院法務研究科教授/ジャン・モネEU研究センター所長。日本EU学会元理事長、現理事。2002年、欧州委員会よりジャン・モネ・チェア授与。2009‐10年外務省日EU関係有識者委員会委員。専門は、EUの法と政策、欧州政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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の
読了日:2019/07/19
にわ
読了日:2019/08/19
papahaba
読了日:2020/01/14
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