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いのちのケアと育み

庄井良信

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784780307399
ISBN 10 : 4780307392
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2014
Japan

Content Description

PISAを超えるフィンランドの教育改革を紹介。

目次 : 1部 “弱さ”から読みとく教育の原点(スロー・エデュケーションのすすめ―ゆっくり学べば心も動く/ 翼の傷ついた白鳥―援助者が「失敗を生きる」ということ/ “弱さ”へのいとおしみ―臨床教育学の“原風景”として/ 揺れる思春期のいのちに伴走する―人生の問いに寄り添うとき)/ 2部 ケア・援助の専門性を問い直す(ケアの専門性とは―他者理解と相互ケア/ ケアし合うかかわり合い―その喜びとむずかしさ)/ 3部 フィンランドの教育改革に何を学ぶか(PISAシンドロームを超えて―学力政策がめざすもの/ 物語る言葉の“詩学”―聴き合う力と語り合う力/ フィンランドの教師教育改革―“国民のろうそく”の未来)

【著者紹介】
庄井良信 : 1960年北海道生まれ。北海道教育大学大学院教授、専門は臨床教育学。教育学博士。広島大学大学院教育学研究科博士課程、広島大学教育学部助手、県立広島女子大学生活科学部人間福祉学科助教授、フィンランド・ヘルシンキ大学在外研究員などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆう。

    臨床教育学の立場から、子どもに寄り添った教育とはどうあるべきなのか、学ぶことのできる本です。また、PISAの枠組みで翻弄される教育に対して、フィンランドの教育を学び、批判的に考察しています。著者は教育はケアの営みとして捉え、ケアするものもケアされるものも弱さに向き合いつつ、恢復していく時間の大切さを述べています。今日の教育において、新自由主義的な競争教育が持ち込まれる中、とても大切な視点だと思いました。

  • あるぱか

    フィンランドの教育を主題にした教育論の本でした。国際的に学力が高いと言われている国の教育プログラムや、教師の育成方法などを知ることができました。先生が国民の誰からも尊敬されているというのは、素晴らしいなぁと思いました。

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